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もんく [とある港街の住人]

安否確認ツール、本当に必要な人が使わない?

今日は職場にお菓子のプラスチックの容器が回っていた。
日本の工場への義援金だ。けっこう入っていた。


マレーシアの動きはこんな感じ。
(1)マレーシアの食料などの輸入に日本の原発事故の影響は少ないとマレーシア政府は見ているそう。

(2)日本からの食品の放射線検査をすることになるらしい。隣のシンガポールでもやっているので当然だろう。(本当に必要かどうかは別として。)

(3)ただこれとは別に、日本政府の検査証明書を求めることになるかもしれない。これは良い事だと思う。マレーシアが日本を信用している証拠でもある。またそれを日本政府が公言して実際にやれば本気で対策しているのだな、と海外には見られ信用低下を食い止めることになるかもしれない。大丈夫だ、なんてノンキな事を言っていても仕方ない。商品の評価を決めるのはお客さんなのだから。工業製品同様、食料でも品質管理の厳しさを見せるべき。

(4)マレーシアを含めたアジア各国で電子機器の生産に影響が出てきそうな気配。もう私たちが手にする工業製品はほとんど他国で作られていると感じられるこの頃ですが、中に使われている重要な部品は日本製のものも多いのです。

(就職活動している学生さんはどうしても商品に会社名が書かれているような会社を選ぼうとするものですが、中身の方が価値があるってことなのです。部品でも箱を開けると名前が見られますが、名前の出てこない製造装置も日本はかなり優秀ですのでその方面もリサーチしてみると良いと思います。)

(5)マレーシアの日本人会と商工会が募金活動、署名活動を始めている。


マレーシアから募金するときは、日本に直接すると所得控除にならないけれどマレーシアの認可された慈善団体を通じてだと所得控除になるそうです。(募金の行き先などの事もありますので適宜ご自分で判断してください。)



ここ最近安否核にツールがたくさん公開されています。

J!ResQと言うのは携帯電話やスマートフォンにインストールしておいて起動すると自動的に音声を録音してすぐに登録してあった5人に音声と位置情報の入ったメールを送ります。Google Person Finderは有名です。mixiもログインするだけで無事確認ができます。ドコモはスマートフォン用の災害用伝言板を提供。アカウントを作ってあれば普通にTwitterでもFacebookでも伝言は残せます。芸能人のブログのコメントも利用させてもらえるそうです。その他にも利用できるものはたくさんあるのではないでしょうか。

ただ、困ったことに本当に必要な人は多分こう言うのは使わないのでしょうね。残念です。

だって、我が活断層上に住む母は携帯電話からメールを送信するのを拒否している位なのです。みなさんのご両親もそうではありませんか?
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