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もんく [とある南端港街の住人になった人]

私は「正しさ」の世界代表?

人と人はいろいろな形で争うものです。

言い争い、議論、喧嘩、戦争などいろいろあります。メールのやり取り、掲示板の書き込みでさへ小さな争いが毎日毎時間毎分毎秒起こっています。つくづく人間と言うのはそう言う動物なのだなあと感じます。争い無しに人生無しのようです。もちろん私もそこに含まれます。

いろいろ原因と言うのはあります。恨みや実際の損害などと言うのがありますけれど、一番多くて気軽に争いの原因になっているのが「枠組み」どうしの認識の違いではないでしょうか。簡単に言えば何が「正しい」かと言う議論であります。

混んでいる窓口で入場券を買う場合に列を成して並ぶのが良いか、それともそんな事せずに先に窓口に到着した順番に買うのが良いかと言うようなことです。こうした事例の場合、私も前者を選びます。それはなぜですか? その方が気持ち良いからです。あなたの理由は何ですか? 私と同じですか? もしかしたら「それが正しいから」ではないでしょうか?


「他人を傷つけたり殺してはいけない」と言います。多くの人はそれに合意するでしょう。その場合も多くの人は「それが正しいから」と言います。じゃ、なぜ「他人を殺してはいけないのですか?」、そこまで考える人はそう多くはないと思います。考えるまでもなく「それが正しいから」です。

ですが、世の中にはそんな我々があたりまえに「正しい」と思っていることと反対の事をする人がいます。それに対して私たちは「間違っている」と言います。何を考えるまでもなく私たちは正しくて殺す人は正しくないからです。


そうした「正しい」は実際、中身の無い「枠」です。

なぜなら私たちは単に「正しい」と言うだけでその中身について詳細に検討したことがありませんし、その結果いかなる理由も知りません。なのに私たちはある「正しさ」の代表者になって正しくない人を批判するのが常です。そんな事が日常で行われています。つまり争っているのです。

私たちがそうした「正しさ」の世界代表になったとしてもそこから報酬を貰うことは一切ありませんが、それでも私たちはそれをしようと躍起になります。その正しさを主張して勝っても負けてもほとんどの場合何も得るものはありません。

私たち人間はそうした遊びが大好きなのではないでしょうか?


マレーシアでもクリスマスはありますので、この3連休の他人のブログには特別なディナーとか特別なケーキとかの写真が氾濫しているとキャサリンさんが言っています。なのでうちもマレーシアで最高に美味しい魚を食べることにしました。今までバスの窓から見て気になっていたSS19地区の食堂街です。

と、言うわけでナマズを食べてます。ナマズは手で身をむしって食べるのが美味しいです。壁が無いので向こうに見える緑がまるでバリ島の風景のようです。なんてクリスマスらし.....くない。

夜は今朝バイク屋さんでいただいたマンゴスチンを食べました。今まで食べた中で文字通り最高のマンゴスチンでした。

コメント一覧

キャサリン
ありがとう。
ずーと気になっていた地区だったので行けて良かった。
想像していた以上に空間があって、緑もあって「発見」って感じだったね。
それにしても、サンバル君の後ろは乗りにくい。
スズキ君が既に懐かしい、今日この頃です。
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