義父母の墓参りに行ってきた。
時期をちょっとズラした。お盆にまともにいくとキャサリンさんが姉のアグリッピナ夫婦に会ってしまう可能性が高いからだ。でも待てよ、実の親の墓石を建てるのを拒否してさっさと合葬墓所に入れる者が墓参りするのだろうか?
この疑問にはもしかしたら永遠に答えが出ないかもしれない。まあ、いいか。

大したことのない話だが・・・
今日車を運転している横で話の流れで「日本は食品添加物が多く使われているから癌になる人が多い」とキャサリンさんが言った。
あれ、そんなことあったっけ?と思った。
そもそも他国と癌発生率を比較できるのだろうか?とまず考えた。一般に癌は体内にできてから自覚症状が出るまで長い期間がある。日本で癌が見つかるのはたぶん健康診断をほぼ無料でやっているし、他の病気や怪我で医者にかかるのも金銭的負担が少ないからその診察や治療の最中に見つかる確率は高いかもしれない。
他国は日本のような医療環境にないとすればそもそも死にそうになっても医者に行かない、つまり癌と診断されない人もいるかもしれない。それは極端な例としても国民皆保険であるかないかによって癌の発見率は違うだろうと想像できる。
それに日本は平均寿命が長い。高齢になるほど癌になりやすいと言われるので寿命が長ければ癌診断も増えるだろう。
と、ちょっと調べてみると確かにそんな感じだ。でも、癌の部位比較では日本より発生率の高い国もある。
もう一つは食品添加物が癌に関係あるかという問題だが、ずっと以前のサッカリンなどが使用されていた時代はそうだったかもしれないけれど今は(今使われている)食品添加物と癌の関係は否定されているそうだ。
しかし、もう一つ考えるのは、食品添加物と食品に含まれるその他の素材と何が違うかということ。例えば肉をたくさん食べる人は大腸や直腸の癌になりやすいらしい。添加物と区分されていない肉が癌の素ってことになるなら肉は食べられない。もしかすると他の自然に採れた野菜などの作物だって癌の素かもしれない。となれば添加物に分類されたかされないかはあまり関係無いだろう。
つまらなくなってきたからこの話は止める。