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もんく [とある南端港街の住人になった人]

映画「Eyes Wide Shut」

美しく整った映画である。台詞にも構成にも無駄がない。

夢のような現実も現実のような夢もあり、どちらも乗り切って来ることができた。今我々がすべき事は"Fuckよ"。つまり今目前にある"すべき事"をするだけだ。60年代から探し続けた’我はどこから来てどこへ行く者なのか’’我は何のために生きるのか’と言う問いへのシンプルな答えである。

答えを得るためにニューエイジ思想や神秘主義、カルトなど夢か現実か判別できないいろいろなものがあるのだろうが、実際に足元を見て生きる以外に生きる方法は無かったのである。想像してごらんこの世には天も地獄も無く人はただ今を生きるためだけに生きると言う事を。

監督はこの作品を最後に亡くなったそうであるが朝(あした)に道を聞かば、夕べに死すとも可なり、として死んでいった様に感じられる出来である。
(結果:ぜひ見ておくべき)


追加
「ぜひ見ておくべき」などと書いてしまったがニューエイジ(もうとっくにニューじゃないけど)などの本をいくつかでも読んでいなければ理解しにくい可能性があります。何に答えを出したかったのか、その元々の疑問を知る必要があるからです。
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