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もんく [とある南端港街の住人になった人]

マグロ漁船の出航見学

今日は11時出航のマグロ漁船を見学。



それから献血。



マグロ漁船について覚え書き

第58事代丸(ことしろまる)出航風景。
これから約1年間の操業に出発です。
規定量のマグロが獲れるまで帰りません。
出航時のBGMは演歌でした。

漁法は延縄で、1本の仕掛けは三崎から静岡県清水に達するほどの長さ。餌は魚屋さんで売っているようなサイズのイカを解凍したもの。4時間かけて仕掛けを流し、4時間休み、12時間かけて巻き上げます。釣れたマグロは甲板上で解体し吊り上げ用の縄とともに急速冷凍されます。


船は50億円程度の価格ですが、リース契約。作業は17〜18名のインドネシアから来た人たちがします。操舵と機関は日本人がメイン。会社は日本人船員が採用できないために随分と倒産してしまって三崎にはたぶん2社程度しか残っていないそうです。船員の資格を持つ人は学校があって毎年輩出されているそうですが、船の仕事は人気が無く多くは陸の仕事を選んでしまいます。ちなみに船乗りの給料は陸上勤務よりも数倍良いそうです。昔は3ヶ月の航海で1千万超えだったそうです。今はちょっとわかりませんが。
漁場は南米チリ方面、スペインのカナリア諸島沖、地中海、カナダ方面だそうです。今はずっと船に乗っていなくて飛行機で現地へ行ったり、そこから帰国したりします。休暇はちゃんとしたリゾートホテルだそう。ちなみにハワイへは行きません。理由は安いマグロしかいないから。訓練船だけハワイへ行きます。

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