日本人は正しい事を言い過ぎる

ずっと前、どこかに書いたかもしれないが、ある男が若い学生にぶつかって文句を言った。その男は自分が正しい側を歩いてたいたのに学生が自分の進路を邪魔したと言って怒り学生を殴った。(日本での事)

ある会社で仕事をしていた時、同僚だった男が運転する業務用車の助手席に乗って出かけたことがあった。商店街を通る時その男は自転車が走り人が歩く細い道路を法律に則って左側を直進した。彼は自分が正しいと言い張った。(日本)

マレーシアに来ている日本人、今はブログを書いている人が多いようだ。その中でマレーシア人のやっている事がマナー違反であるとか間違っていると言うような事を書く人がいる。そう言うところだけじゃないが、海外に居ても日本人はいつでも正しい事を言おうとする。台湾でもそうだったしインドネシアでも。正しい事を言うというのは、相手が間違っていると言う事だ。

日本人はそんなに正しいのかな?、と思う。

言う事が全て正しいのだったら神様のような存在になってしまうだろうけれども、どうしてもそう言う風には見えない。スーパーマンでもない。大概の日本人は日本にいたら地味に暮らすただの人で、特に素晴らしい教育を受けてもいないし、そして優秀でもなければ秀でた特徴があるわけでもない。埋もれている存在だ。

商店街で車を運転しながら歩いているおばちゃんに向かって、それもガラス窓の内側から"オレが正しい"と叫んでいるか学生に向かって"どこ見て歩いてるんだ"と怒鳴るだけの小さな存在に過ぎない。結局本質的には大した正しさを持ち合わせているわけでもない。


胸に手をあてて考える。

「自分はたまたま日本に生まれたと言う以外に何がある者なのだ?」

答えは簡単だ。何もない。ちんけな存在に過ぎない。そんな人間がどう間違えて正しい事を言う事になっているのか?　全く不思議なのである。日本人である事がバカらしい。

単に他の方法で考える事ができないだけじゃないのか。






果物屋さんにマンゴーが大量に出ていた。

2kgあたり10リンギット(280円)だった。何種類か出ていて同じ値段だったので3種類を混ぜて5個カゴに入れた。ほとんど正確に2kgだったから10リンギットと小銭だけで買えた。毎朝の楽しみなのだ。

この前買ったオーストラリアのR2E2はキロいくらでなくて1個12リンギットと高かったので今回は買わなかった。インド物は不作で今年は入ってこないのだろうか?