「 1+1= 」というような問題に答えるのは我々誰にとっても簡単。
簡単の意味は数学的に簡単に答えられるという意味ばかりじゃなくて、誰かが用意しているはずの絶対に正しい答があるというのを知っていてそれを上手く当てるという訓練ができているという意味も大きい。つまり、そのパズルを解く的な思考方法が大前提で答を出せるから簡単というわけ。
簡単だけど、これには大きな弊害があって、正解が無いか曖昧な問題でもこの思考方法を適用してしまうという事がある。つまり、正解の範囲がいつでもきっちりと狭いと思い込むとか、どうでも良い事をきっちりしないと気が済まないとか、途中で良いアイデアに気付いても捨てたり気付かなかったりするし、他人にばかに厳しく当たったりしてしまう。そんな場合の正解になっている事ってのは直感的で非論理的で一般的ではあるがけっこういい加減だったりする。
どうでも良いけれど、損な考え方だ。