明日は選挙だな。午前中は海岸清掃に行って午後に選挙に行くつもり。
今日、ちょうどこんな記事が出ていた。
通勤ラッシュの写真。
この写真が1964年。
前の東京オリンピックの年だから約60年前。この時にすでに東京はこうだったのか!
自分が覚えているのはたぶんこの10年後位だったと思うが、ニュースか何かテレビ番組で通勤ラッシュの事を報じていたのをよく覚えている。つまり約50年前。その時にはテレビで見ていただけで、そういう事があるのか、程度だったが、その後10年経った約40年前、自分がその全く同じ状況の中にいるとは思ってもいなかった。
そしてさらに10年後の今から約30年前にも自分はぎゅうぎゅうに人が詰め込まれた電車の中にいた。その後はそういう生活から抜け出してしまったが。
そして検索してみると、これがコロナ前までずっと続いていた。(今は戻ったのか?)
こうしてわかっているだけで実に60年近く、通勤ラッシュは解決されないままずっとあった事になる。
放っておかれる意味もわからないではない。これは大問題だけれども、都市部だけの問題だ。多くの政治家は都市部でないところで税金を撒いたり、建物や道やいろいろ作ったりして名簿を集めて票に換えていた。それが選挙に勝つ方法だから。都市部の通勤ラッシュを緩和したところで票にはならない。車も人も通らない山の中に道作ったり駅作ったり、ほとんど利用されないホール作ったりってのはずっと前から言われていたが、最近は慣れっこになって報道もされなくなったが、つまりそういう事だ。
70年代かそのあたりでも都市部への人口集中というのが問題視されていたし、総理大臣がそれを直接言っていた時代もある。今にして考えれば、それは地方から票の流出を懸念しての事だったのか?とも勘繰ってしまう。日本の政治って、そんなものだ。