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もんく [とある港街の住人]

保険の申し込みの後、パンツ一丁で

12月末でサンバル君の保険と納税期限が来てしまうのでその手続きをした。

駅前のベスパ屋でできるかと思ったらそこは修理専門なのだそうで、近くの別のバイク屋さんを紹介された。前回はファーストパーティーと言って盗難や事故で自分のバイクも補償される保険だったためにちょっと高かった。RM200以上だった。自分が死ぬと家族がRM4000ほどもらえると言ってもやはり高い。

だいたい死んでRM4000、それはいくらだ?

日本円にして12万円ほどだ。その額面では日本人的には保険になっていないような気がする。なので今回は相手側の補償のみとして、つまりサードパーティー保険にした。結果、金額は納税分とバイク屋さんの手数料を含めてもRM141.5と安くなった。日本で言う強制保険と同じだ。

バイク屋さんの帰り、雨が降りそうだなと思ったとたんに雨になった。

いわゆる土砂降り、英語で言うと犬猫降りだ。ちょっとの距離を走っただけなのに全身、パンツまでずぶ濡れ。マレーシアの場合家に到着してからも家に入るまでに相当時間がかかるからさらに濡れた。

別に門から建物まで送り迎えが必要なほど距離のある豪邸なのではなくて、単に鍵が多いのだ。門の南京錠、玄関の鉄格子の南京錠、玄関ドアの鍵とそれだけでうんざり。浸み込んだ水の量の半分は家の門から玄関までで濡れたかもしれない。

と、やっとドアが空いて家に入ろうと思ったが、ちょっと待てよ、せっかくだから車とサンバル君を洗おうと思い立った。雨なのでちょっとの水とちょっとの洗剤で済む。と、洗い終わってみると雨が止んでいる。ほんの10分なのに。まったく、これが熱帯の雨なのだ。

なので仕方なく結局水道水で泡を洗い流すはめになった。パンツ一丁でやったのに、なんてこった。
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