もんく [とある港街の住人]

デジカメ

ニコンのP50と言うカメラを使っているが、先日壊れそうになったので新しいカメラを買おうかと思っていた。

ニコンは奇跡的に復活したのでそのまま使うことにしたが、もし次回壊れて復活しなくなったらどうしようかと思うのと、キャサリンさんが使うカメラが無いのでそれも検討しなければならないとも思っている。

そこでカメラの条件はこうなる。

(1)単三か単四電池が使えること。

デジカメの電池はほとんどがリチウムイオン電池で、それは機種ごとに専用になっている。これはストロボへのの充電時間を素早くしてストロボでもすぐに何回もシャッターを押せるようにするためと、電池を小型化しても長持ちするからだ。

プロでないほとんどの人が多分オートモードで使っているのでストロボへの充電速度は速くなければならないのだと思うが、デジカメは基本的には光を機械が適当に電気信号に変えるのでそれほどストロボに頼らなくても、暗ければ暗いなりに何かが写る。それにコンパクトサイズのデジカメに付いているチャチなストロボなんて役に立つ瞬間は実際あまり無い。だからそんな事どうでも良い。ストロボは通常時OFFにするのが基本だと思っている。

また最近はのデジカメは燃費が良いので1回のフル充電で200枚や300枚は撮れることになっている。

ただ、よく考えなくてはならないのは、これが2000枚とか3000枚では無いことだ。もし1週間の海外旅行に行くとしたら200枚や300枚など2日もあれば撮れてしまう。と、言うことは予備のリチウム電池を3本充電して持っていくか充電器とコンセントの変換機を持って行かなければならない。それ以外の方法でカメラの電池を回復する方法は皆無なので残りの5日間はカメラなしになる。

機械式のカメラなら世界中どこにでも売られている35mmのフィルムを補給するだけで思い出を完全に残すことはできたが、デジカメの場合はいくらメモリーカードが大容量でも電池が切れたら終わり。カメラの本質的な機能とは全く関係ない電池にデジカメは拘束されている。本末転倒なのである。携帯電話の電池なら今は世界中どこでも手に入るがデジカメはそうはいかない。性能はどんどんアップしても機動力は電池による拘束で低下していると思う。

どんなに良いカメラでも電池が切れて使えないなんて意味がない。乾電池なら人間が住んでいるところならジャングルでも手に入る。(実際、ジャングルで乾電池は買えた。)


(2)できるだけ軽くて小さいこと。

プロじゃないので持って歩く気になる物でないと使えないと言うだけ。


(3)すぐ撮れること。

最近は安いデジカメでも高機能なのでモードダイヤルが付いているのが多い。移したい物が目の前に現れてから電源をONにする。写したい対象から判断してモードを切り替えて写す。失敗の無い写真を写させるためにメーカーが用意したセッティングがこれで選べるようになっているのだけれど、これは見た目がカメラっぽくなるだけであまり意味のある物だとは思えない。

電源がONになったらセミオートになってそのままシャッターを押して見たとおりに撮れればそれで十分だと思う。失敗してもほとんどの場合、もう1回オートフォーカスしなおして撮るだけで良い。失敗しなかった時にも念のために数枚撮っておいたからと言って別に損するわけでもなし。


そんなわけで、安いカメラをもう1台買おうか、それともカメラ付きスマートフォンを買おうかと思っている。

どうしてスマートフォンが出てくるかと言うと、電池の問題はカメラより電話の方が便利、割合手軽に撮れること、うまくいけば基本的な編集が出来そうなことを考えるとそれも良いのかなと思うからだ。スマートフォンはHTC、Samsungあたりなら世界中にあるので何があっても大丈夫だろうと思うし、この意味ではデジタル時代のカメラとしてはスマートフォンの方が実はカメラらしいと思えなくもない。

カメラ自体の性能はテキトーでかまわない。フィルムの時代と違ってデジタルでは一発勝負の要素が減って、どうにかしようと思えば後からどうにかなるからだ。


そう言うことで、お勧めはありませんか?
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