goo blog サービス終了のお知らせ 
見出し画像

もんく [とある南端港街の住人になった人]

トレーニング

この前ダメで送り返した缶型Windows10が今日来るらしい。

昨日送ったと連絡が来ていて、郵便小包のトラッキングを見るとたしかに近くまで来ている。前回の問題は内蔵電池かと確信していたが、そうでなくてビデオ出力関係のもっと深刻な問題だったとか。送り返して良かった。


人事からトレーニングの話がまたまた来ている。現場管理人用だ。

トレーニングって言葉、マレーシアでは単に教育と言うような意味で使われる。誰かが誰かに何かを教えたりするような集合教育を受ける事もトレーニングに入る。間違いではないかも知れないが、ニュアンスとしてちょっっとどうかと思う。

英語本来の意味は犬のトレーニングとか軍隊での訓練とかそちらだろう。日本語ではジムに通うのもトレーニングだけれど英語ではそれは違うとか。でも何しろトレーニングは嫌でも何か習得する、させるためにぎゅーぎゅー繰り返し繰り返しやる事かなと思う。マレーシア自体、そう言う事する文化が無さそうなのでトレーニングと言ってもそうなってしまうのかも知れない。


そのトレーニング、いつもながら困るのが、講習を受けたら終わりで何にもならない事。得た知識を使ってみる繰り返しができないので文字通りのトレーニングにならない。語学の習得でよくやるように実際に何度も話して聞いて書いてみるような事にならない。直接仕事に必要な技能であれば外から言って何回もやらせる事でそれはできるが、コミュニケーションとかビジネススキル的な事だとやらせるのは難しいものがある。結局本人にその気が無いと出来ない。

が、ちょっとした失敗を恐れたり、今までと違った事をするのを嫌う文化があるのでなかなか使おうとしないのが一般的で上手くない。


今朝、現場管理人がまた報告書を送って来た。これだって自分から書こうと言うのでなく、言われた仕方なく書いている。中身?、そりゃいつも通りに決まっている。第三者が読んでほぼ全てがわかるようなものにはなっていない。と言うより全くダメに近い。

本人に聞いてみる。もっと良い報告が書けるようになりたいと思っているのか? 本人曰く、思っている。本当かよと思いつつ、じゃ、どうすれば良い? トレーニングを受けたい。

と、このトレーニングと言う言葉が出た時点でもうどうかな?と思う。そのトレーニングとやらできっかけは出来るが、その後オマエはどうするんだ? トレーニングってのは、できるまで繰り返しやってみる事だぞ。そう思うならなぜ今まで自分で何度もやってみなかったのだ!、と言いたいところだが、これはマレーシア的な意味のトレーニングなのだ。

でもまあ、本来の意味のトレーニングで良いならやってやっても良いが。耐えられるのか?
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「マレーシアでニャー2017」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事