もんく [とある南端港街の住人になった人]

0611 KL 2

英語でも何でも"勉強する"と言うときに日本では"外部から自分の内側に向けて知識をインプットする"と言う感覚があると思う。かつては詰め込み教育と言う言い方をされたものだが、多少やり方は変化したにしても、その感覚は今でもそう変わってはいないのではないだろうか。

前年度までの大学では、もちろん10代などの新世代はいなかったから現代的な方式で教育された人には出会っていないわけだが、多くの人が知識をインプットするために勉強していたのではなかったかと思う。

ここKLに来て、それとは全く違う環境で育ち教育された外国人を見ていると我々とは全く勉強に対する感覚が違うのに気づく。確かに英語を勉強するには単語や文法や発音や言い方を覚えるのだから"インプット"であるけれども、その方法については、どちらかと言えば"参加"に近いように見える。

先生から教えてもらう(先生->学生)に対して、その場に参加(学生->先生->「場」<-学生<-学生)の感覚なのではないかと思う。

幸いにも去年の大学での卒研ゼミでは、これまでの学校経験のなかではそれに一番近い方法を用意していただけたと感じる。

(先生->学生)の場合にはその内容に対するインタレストも何も必要なくて、覚えることが至上命題なのだが、(学生->先生->「場」<-学生<-学生)の場合には全員にインタレストが無いとできることではないだろう。

"Join & Interest" これがあれば楽しくやっていけるのかなあ。そうだ、よく見れば当たり前の結論なのだ。

それに振り返ってみれば我々は参加より(先生->学生)に慣れすぎてしまっているから、何でも一人でできることを重視しているのでは無かったか。勉強に限らす人生の問題でも(人->人->場<-人<-人)の方法にしておく方がよりうまくいくのではないかとも思った。




KLでは道端によくネズミが死んでいる。車に轢かれたのかペシャンコだ。ここのネズミはそんなにトロいのか。それとも毒でも盛られているのか。毛の色から見るとドブネズミではなく、クマネズミに近いようだ。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「英語やるぞ!」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事