(この辺だったはずだが・・・よし、ここだ)見当をつけていた、四条通りにある「藤井大丸」の真裏あたりで、目当ての大衆食堂「山の家」をみつけた。どうやら“中休み”は取らないようで、営業中である。「山の家」は創業70年を超える、地元客に愛される老舗食堂だ . . . 本文を読む
さあて、と。漸くお待たせの祇園白川あたりの話となった。「祇園」は、かつて“祇園社”と呼ばれていた「八坂神社」の門前町であったことから付けられた名称で、京都を代表する花街である。その祇園の中を流れる、白川に架けられているのが「巽橋」で、その名はすぐ近くにある「辰巳神社(辰巳大明神)」に由来する . . . 本文を読む
白川の流れに沿って、下流に進む。祇園が近づくと、川沿いの風景も柳はなくなるが、少しずつ華やかな雰囲気になってくる。辰巳神社への曲がり角の一本前で、ここからでも行けるだろうと右に曲がったのだが、神社方面の路がみつからない。戻るのも癪である . . . 本文を読む
時代劇でないドラマでは、白川(しらかわ)沿いの畔の景色も、必ずといっていいほど使われる。古川町商店街を抜けると白川が見えてくる。「白川」は、源流のある比叡山の花崗岩は石英などを多く含んでおり、白い砂を敷き詰めたように見えることからその名がつけられたと言われている。流域で採取できる美しい「白川砂」は、京都の歴史的建造物には欠かせないものとなっているという . . . 本文を読む