新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

変通星を季節で譬えれば…

2021年11月10日 | 四柱・その他
変通星は全部で10(10個)あります。
比肩・敗財(劫財)、食神・傷官、偏財・正財、偏官・正官、偏印・印綬の10個ですね…。
この変通星を季節に置き換えれば、以下の様になるかも知れません…。

●比肩(敗財・劫財)は、母体を離れて新しい出発の様な時、故に生まれたばあかりの赤ちゃんの様なものかも知れません…
自分のことを優先しやすい時期とも言えます。季節ならば冬かも知れませんね、お金も出やすいですし、大切なもの(財)を剋す星だからです。

●食傷は、敏感な思春期の様な星ですね…。自分だけではなく、お友達との関係が出てきます…。
冬が終わり春の様な運気で、恋をする方もおられるでしょう(食神)。また恋に破れたり、多感な時期に心に傷を負う人もいます(傷官)。

●財星は20代後半から30代の様な星。恋愛から結婚、家族を得て家族の為に頑張ろうとする時期。お金を貯めて将来はマイホームを造る人も…(正財)。
働き盛りの夏の様な運気ともいえます。…植物も太陽の恵みを受けてスクスクと育ちますね…。

●官星は40代から50代の働き盛りの星。社会的なポストを与えられ、社会の為に義の為に活躍する大人の星です。
季節では、夏の様な運気で、夏の陽射しを受けて植物が繁茂する時期ですね…。

●印星は、65歳を過ぎて、定年を迎えた様な時期。年齢では65歳から死ぬまでの晩年期を表します。
一年で云えば、稔の秋を表すのが印星ですね…。
推命的には印星が旺相すると稔の多い秋となり、印星が休囚すると稔の少ないまるで比肩様な秋とも言えます。
また、秋の夜長とも言いまして、過ごしやすい季節の中、夜の時間が長くなり読書(学問)をするには良い季節といいます。
印星の時期は外的に動くよりも自分自身を内観して、軌道修正する時期とも言えますね…。

比肩(劫財)→ 食傷→ 財星→ 官星→ 印星と10年が過ぎ、これを10回繰り返すと、10×10=100年…一生はアッと言う間ですね…。
老年期の印星が終わると、比肩という分離の運気に入り、肉体を脱いで(分離)して、次の世界へと旅立ちます…。

運の良い人の命式は…
お金が必要な時(年齢)に、お金が入る大運が巡り、
社会的なポストをいただける時期(年齢)に良い社会運が巡って来る命式ですね…。
命式本体の星の並びが良く、周期的な運の巡り(大運)に恵まれた方は、大変ラッキーな方だと思います。
運の良い人も居れば、そうでない方もおられます…。
運の良い人は、その運をご自分の為だけに使わないで下さいね…
他の為に使うと喜びは倍増すると思いますし、徳積みにもなります。

重い荷物を背負った方は、苦労が多いかも知れません…。
しかし、苦労を感謝して過ごすと、その先には金メダルが待っています…。
穴が埋まると家が建つ…なのですね…。

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