新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

学び方のパターン。

2021年11月19日 | 四柱・その他
四柱推命等の占いが好きな方の共通点を調べてみると…。
1. 命式の天干に偏印を持つ方が多い。
偏印はスピリチュアル的な星で、表に出ない裏の事が知りたい傾向がある。
この様な方は、建前ではなく、裏の世界が本当の世界と思っている方が多い様です。
また、斜に構えて、疑い深い傾向があり、自分の好きなものに没頭する傾向があります。
そして、偏印に付く12運によっても、偏印の持つ特徴の角度が少々異なってきます。
例えば、偏印の十二運に墓が付く場合、かなりマニアックになりやすく、霊的な世界と縁を結ぶ傾向も出てきます。

2. 十二運では「墓」が多い人も、占いとか古典的なものに興味を示す方が多いですね…。
もともと、墓には墓守という役目もありますし、少々マニアックな傾向もあるからですね…。

3. 次が傷官でしょうか…?
傷官を持つ方は敏感な感受性の強い方が多いですね…。
特に、傷官の十二運に荒れる沐浴等が付くと、精神的に心に傷を抱えている場合も多い様です。
傷官は、年の頃では多感な思春期や反抗期の様な年齢の時です。
この年齢の頃は、とても純粋な年頃ですが、理想から反した家庭や社会環境で生きるとそのギャップによりガラスの様な心に傷が付いてしまう場合も多い様です。
その心の傷がトラウマとなり、心理学や占い等に興味を持たれる方が多い様に思えます。

4. 次が印綬でしょうか…。
印綬は古典や学問の星とも言われています。
知的な好奇心が旺盛で、古典から占いの世界に興味を持つ方が多いかも知れません…。

5. 偏官等が主体の星の場合は、占い等で当てられ、そこから好奇心で道を究める方もいらっしゃいます。
偏官は、行動の星ですの、印綬が教科書からコツコツと学ぶのに対して、偏官の場合は、実際の鑑定の中(実体験)から掴む方が多い様に思えます。
論より証拠…沢山の人を実際に鑑定しながら、研究される方が多いですね。

6. 印星が強い方は、頭で論理的に考えて鑑定を行い、傷官が多い人は、知識を土台とした閃きの中で鑑定をされる方が多い様です。
確かに印星が主体の方は、ああだこうだと理論理屈の方が多いですし、傷官の強い方は、頭(心)の中にイメージが降ってくる(浮かぶ)とも言われています。
その様な観点から見ますと、コツコツと蓄えられた真理(印星)を土台に、天から降りて来る閃き(傷官)の両方が有るのがベストなのだと思います。
四柱推命でいう「印綬傷官」を才能で生きていく星の並びというのもそこから来ているのだと思います。

7. 財星(偏財)は優しい情的な星とも言えます。
財星が主体の方は、人の感情を共有する能力に長けています。
故に、相手の気持ちを考えて鑑定をされる方が多い様に思います。
優しさを求める人には良いのかも知れません…。

その他、様々ですね…
同じ人間でも星によってパターンが異なるのですね…
面白いものですね…。

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新栄堂
コメント
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