上図は私の友人の女性の命式です。
四柱推命には様々な流派がありますが、当方の流派では月上の天干星を中心として年上と時上の天干星の並びを看ます。
彼女の場合は…
日干:乙の、劫財を中心とする偏印と正財との並びの命式となります。
五行を見ますと、比劫に星(●)が4個、財星に2個、印星に2個と、表の星と裏(五行)とが同じ命式となっています。
また、当方では年柱は先祖や霊的なバックボーン、あるいは祖父母を意味する柱としています。
これは、一般の流派も同じだと思います…
また、当流派では、年柱が強く作用する年代は50歳から65歳の期間としています。
一般の流派では、年柱は少年期の若い頃という流派が多い様ですが、流派によって解釈は異なります。
実際に友人は、50代に入り精神的なものや古典や神社等に興味を持ち、四柱推命の学習を始めました。
偏印は印綬と似た様な星ですが、印綬が学校で学ぶ外的知識とするならば、偏印には神や霊の世界などに関係する(出家・僧侶・神霊)、より精神的、内的なものに興味を持つ星ともいえます。
占い等に関心を持つたのも、目に見えない裏の世界に興味を持つたからだと思います。
年上に偏印があるので、先祖や霊的な背景にその様なものがあると思われます。
当方の流派では…
日柱は独立するぐらいまでの若い頃。
月柱は30代~40代の働き盛り。
年柱は50歳~65歳の壮年期。
時柱は65歳~死ぬ迄の晩年期に動きやすいと言われています。
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