新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

比肩星の流年(独立・分離・争い)

2009年05月30日 | 流年の解説
比肩の象意には分離・独立・自我・兄弟姉妹・同僚・ライバルという意味があり、作用としては、財星を尅するという意味があります。
故に、この年には自我が強くなり、自分の思いや主張が強くなります。
ご自分の命式の五行図を見て、比肩のある場所に星(●)が少ない場合には、流年(年運)に比肩が出ても、さほどの問題が生じることは少ない様に感じます。
この場合は、自分の意志が強くなり、新しい独立や出発を始める人も多い様ですが、結果は直ぐには付いては来ない場合も多い様です。
また、もともと比肩に星(●)が多い人は、自我が強くなり、その結果として、人間関係のトラブルを起したり(夫婦問題等)、サラリーマン等は思い切って会社を辞めたり、リストラにあったりする場合もあります。
しかし、次の仕事を見つけようとしても、良い仕事が直ぐには見つからない傾向があります。
また、この時期に家等を購入すると、必要以上の出費を招くことが多い様ですから注意も必要です。
比肩とは、自我という個性の星や、財を流す作用がありますので、五行上に比肩星●が多くなるほど、その個性や作用の悪い意味合いが強く現れやす時期と言えます。
比肩の時期には自我を抑えて謙虚な心を持って事にあたることが大切です。
お年寄りの方はこの時期には必ず健康のチェックを受けるようにして下さい。
過去の古傷が痛んだりしやすいので、早期発見、早期治療を心掛けて下さい。
※財星=宝(お金・健康・人間関係)ですが、比肩星(比肩・劫財・敗財)は宝である財星を尅(壊す)すという意味があります。
また、比肩は分離の星ですので、親がこの時期になると子供が独立したり、娘が結婚して家を出る等も発生しやすくなります。
夫婦の離婚もこの時期に多く、また恋愛中の方などは比肩星の流年に、ちょっとした事で、分離を起こす場合もあります。
また、仕事上のミスや失敗、人間関係のトラブルなどもこの年に起こしやすく、油断の出来ない年となります。
また、何かと仕事が忙しい割には出費が多くなり蓄財が出来ない年です。
特に大運・流年に同じ比肩星が並ぶ場合は注意が必要です。
起業等の場合には、苦労が付きまといますので、比肩が明けた後の食傷の時期からにして下さい。
新栄堂
クリックしてね

コメント (3)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 五行(イメージとアイテム)... | トップ | 劫財星(敗財星)の流年(崩... »
最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
教えて頂けたら嬉しいです (素人さん)
2011-05-31 08:18:45
日柱反言の比肩はより分離の作用が強まるとの事ですが.月柱が反言だとどんな感じでしょうか?あと円に比肩に●や△あわせて7~8個あるのは危ないですか?
返信する
Unknown (素人さん様)
2011-05-31 12:25:24
月柱反言も星が固まりますね。
固まり過ぎるのは良くないです。
比肩に星が固まると自我が強くなり分離運が強くなります。
返信する
Unknown (素人さん)
2011-05-31 12:38:08
ありがとうございました。心がけて行きたいと思います
返信する

コメントを投稿

流年の解説」カテゴリの最新記事