新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

敗財と偏印との並び

2016年05月03日 | 今日の出来事
天干星に「敗財」と「偏印」とが並ぶ命式の特徴(実際の鑑定は命式全てを読む必要があります)。

敗財には…
意味:我、分離、弱気の失敗。
六親:兄弟姉妹、義理の兄弟姉妹、ライバル。
作用:財を尅す、人情に流されやすい。
という象意があり、

また、偏印には…
意味:学問、芸能、宗教。病気、偏業、孤独、数理。
六親:義母。
作用:食神を壊す星。
という象意があります。

この星が天干に並ぶと、表面は優しいのですが、隠れた内面には自我があり、人情に流されて嫌と言えずに、内面に少しずつストレスが蓄積される傾向も出やすいと言われている。
一言でいえば、「縁の下の力持ち」的な星で、裏方的な苦労をしやすい運気で、人に尽くす割には評価してもらえず、つい愚痴が多くなってしまう傾向も出てきます。
この様な場合は、時には外でストレスを発散する必要がありますね…。
また、学問や芸能等の才能がありますが、やや飽きやすい欠点もあります。

似た星の並びに「比肩」と「印綬」との並びの命式があります。
比肩や印綬は情の切り替えが早く、比較的情を引きずる傾向が少ない様に思えます。
しかし、少々自己本位な面があるかも知れません。

表の星と裏の星。
割り切れる星と割り切れない星の違いでしょうか…。

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