東洋医学では毎日の食事によって体の不調を改善し、健康を維持することを食養生といいます。
食べ物には体を温める食べ物と冷やす食べ物がある。
● 体を温める食べ物(血液の流れを促進して、体の機能を高める)…長ねぎ・にら・生姜・にんにく・タマネギ・らっきょう・しそ・ししとう・牛肉・羊肉・鶏肉・レバー・チーズ。
● 体を冷やす食べ物…とうがん・トマト・きゅうり・ごぼう・レタス・なす・大根・白菜・スイカ・メロン・バナナ・かに・あさり。
※ 熱(温める作用)、温(やや温めるさよう)、平(どちらでもない)、涼(やや冷やす作用)、寒(冷やす作用)。
寒い日や冷え性が気になる時には温熱の食べ物、暑さの厳しい時やほてりやのぼせがある場合は、寒涼の食べ物が良い。
【季節や気候に合った食べ物】
● 春に適した食べ物(気の流れを良くする)…そば・だいこん・油菜・香菜・せり・セロリ等。
● 夏に適した食べ物(熱を冷ます)…きゅうり・なす・トマト・にがうり。(痰湿の排出)…スイカ・ウリ・豆類・あずき・ハトムギ。
● 秋に適した食べ物(陰を補う)…梨・柿・ブドウ等の果物類、白きくらげ・くらげ・山芋。
● 冬に適した食べ物(体を温める)…鶏肉・羊肉・エビ・にら・コショウ・シナモン。
【体質を改善する食べ物】
陰陽のバランス、気・血・津液の状態によって6つの体質に分類できる。
● 陽虚体質(冷え)…体を温める食べ物が良い。ニラ・とうがらし・生姜・エビ・鶏肉。
● 陰虚体質(ほてり・のぼせ)…白菜・山芋・カニ・イカ・くらげ・梨・ぶどう。
● 気血両虚体質(疲れやすい)…気や血の不足を補う。もち米・にんじん・じゃがいも・豆腐・肉・ほうれんそう・イカ・羊肉。
● 気滞血瘀体質(イライラ・痛み)…気の流れを良くする。そば・大根・みかん・ニンニク・ニラ・きくらげ・酢。
● 脾虚湿困体質(むくみ)…脾の機能を高め、水分排泄を促す。ハトムギ・そら豆・いんげん豆・えんどう豆。
● 湿熱体質(暑がり・肥満)…熱+余分な水分。ハトムギ・あずき・スイカ・キウイ・レンコン・とうがん。
【五味】
五味と効能
● 酸味(汗や尿の排出を防ぐ)…多汗・頻尿・下痢・鼻水等に効果。レモン・リンゴ・梅。
● 苦味(熱、水分を排出)…高熱や便秘・胃もたれに有効。ごぼう・ふき。
● 甘味(滋養強壮、痛みを和らげる)…にんじん・豆腐・牛乳。
● 辛味(気血の流れを促進)…風邪の初期や食欲不振。たまねぎ・にんにく・ニラ。
● 鹹味(かたまりをやわらくする作用)…便秘や肩や首の凝り。しょうゆ・昆布・くらげ。
(よくわかる 東洋医学の本から)
クリックしてね
新栄堂のホームページヘ
食べ物には体を温める食べ物と冷やす食べ物がある。
● 体を温める食べ物(血液の流れを促進して、体の機能を高める)…長ねぎ・にら・生姜・にんにく・タマネギ・らっきょう・しそ・ししとう・牛肉・羊肉・鶏肉・レバー・チーズ。
● 体を冷やす食べ物…とうがん・トマト・きゅうり・ごぼう・レタス・なす・大根・白菜・スイカ・メロン・バナナ・かに・あさり。
※ 熱(温める作用)、温(やや温めるさよう)、平(どちらでもない)、涼(やや冷やす作用)、寒(冷やす作用)。
寒い日や冷え性が気になる時には温熱の食べ物、暑さの厳しい時やほてりやのぼせがある場合は、寒涼の食べ物が良い。
【季節や気候に合った食べ物】
● 春に適した食べ物(気の流れを良くする)…そば・だいこん・油菜・香菜・せり・セロリ等。
● 夏に適した食べ物(熱を冷ます)…きゅうり・なす・トマト・にがうり。(痰湿の排出)…スイカ・ウリ・豆類・あずき・ハトムギ。
● 秋に適した食べ物(陰を補う)…梨・柿・ブドウ等の果物類、白きくらげ・くらげ・山芋。
● 冬に適した食べ物(体を温める)…鶏肉・羊肉・エビ・にら・コショウ・シナモン。
【体質を改善する食べ物】
陰陽のバランス、気・血・津液の状態によって6つの体質に分類できる。
● 陽虚体質(冷え)…体を温める食べ物が良い。ニラ・とうがらし・生姜・エビ・鶏肉。
● 陰虚体質(ほてり・のぼせ)…白菜・山芋・カニ・イカ・くらげ・梨・ぶどう。
● 気血両虚体質(疲れやすい)…気や血の不足を補う。もち米・にんじん・じゃがいも・豆腐・肉・ほうれんそう・イカ・羊肉。
● 気滞血瘀体質(イライラ・痛み)…気の流れを良くする。そば・大根・みかん・ニンニク・ニラ・きくらげ・酢。
● 脾虚湿困体質(むくみ)…脾の機能を高め、水分排泄を促す。ハトムギ・そら豆・いんげん豆・えんどう豆。
● 湿熱体質(暑がり・肥満)…熱+余分な水分。ハトムギ・あずき・スイカ・キウイ・レンコン・とうがん。
【五味】
五味と効能
● 酸味(汗や尿の排出を防ぐ)…多汗・頻尿・下痢・鼻水等に効果。レモン・リンゴ・梅。
● 苦味(熱、水分を排出)…高熱や便秘・胃もたれに有効。ごぼう・ふき。
● 甘味(滋養強壮、痛みを和らげる)…にんじん・豆腐・牛乳。
● 辛味(気血の流れを促進)…風邪の初期や食欲不振。たまねぎ・にんにく・ニラ。
● 鹹味(かたまりをやわらくする作用)…便秘や肩や首の凝り。しょうゆ・昆布・くらげ。
(よくわかる 東洋医学の本から)
クリックしてね
新栄堂のホームページヘ
虚→神→気→精→形...というプロセスを示した箇所がありました。
人は形の段階で目に見える存在となりますが、やはり見えないものの大切さが思われます。
食養の記事は、体の芯から何か温まりそうな記事ですね。それだけ、食物は愛情に似た気、またはエネルギーを与えてくれるものなのでしょうね。
房中術に神交法というものがあるそうですが、聖なる交接とはこういうことをいうのかと思いました。
マリアが聖霊に感じて受胎した...そんなことも思い出されました。
慈しむ心が互いに捉え合って、肉体に依るより気を循環させ、育み合うのだそうです。
変わってゆき、衰え、いつかは居なくなる...
だから互いに慈しみ合うと思うと、甘美で切ない感じもします。
道教などでは陰陽の気の循環は、四十を過ぎたら不可欠とも言えるらしく気というキーワードも念頭に置きたいと思うと同時に、
人はもしかしたら、愛を表現し伝えるために生まれてくるのかもしれない...とも思いました。
何にしても、愛というものは、大切に見つめていたいです。
聖書にはこういう記述があります。
「渇いている人はだれでも、わたしのところに来て飲みなさい。
わたしを信じる者は、聖書に書いてあるとおり、その人の内から生きた水が川となって流れ出るようになる。」
去年の倒食もあり、覇気という点においてはおとなしめに感じます。
けれども、なにかしらの気迫をも、心に持っていたいと思います。