新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

こだわるものが違う(3)

2018年08月19日 | 四柱・その他
人間には心と体があります。
心のご飯は愛情や真理ですが、身体のご飯はお米(食べ物)です。
お米を買うにはお金が必要ですし、お金を得るには仕事(労働)をする必要もあります。

変通星ではお金を表す星は財星、特に偏財と言えるでしょう。
そこで、財星について記入したいと思います。

財星には偏財と正財とがあります。

(偏財)
・日干から尅され、陰陽が同じもの(陰陽不配偶)
・流動の財、商才、色情、ロマンチック。
・優しさ、人気運。 という意味もあります。

(正財)
・日干から尅され、陰陽が異なるもの(陰陽配偶)
・固定の財、生真面目、篤実、サラリー、家庭性。
・蓄財。 という意味もあります。

食傷(食神・傷官)が青少年の星ならば、財星(偏財・正財)は20代 ~30代半ば頃の星ともいえます。
小さなお子さんを産み、そのお子さんを抱いているお母さんの様なイメージもありますね…。
子供や家族を守るのが家庭。
家庭の主人公は母親ですね…。
子供も夫も家庭に帰るとホッとしますね…。
そこに、愛があるからですね。

故に、命式に確りした財星がある女性には家庭的な人が多い様です。
財星は官星を生じるので、財星のある女性は夫を支えるタイプの人が多い様です。

大雑把にいえば、財星は情やお金を表します。
ですから、財星が太過すると情や利にこだわる傾向があります。
財星が多い人は、情を求め、利益に敏感なところがあるかも知れません。
情的で優しく、生きていくためにはお金が…と、思うタイプの人が多い様です。
特に、偏財は動く財(情)ですので、情的で人間関係の上手な人も多い様です。

男性の命式では、財星には「女」という意味もあります。
ですから、偏財や食神があり、その12運に沐浴や養 等が付く場合は女性問題に注意の暗示もあります。
情や利の優先順位が高いのが財星の多い人かも知れませんね…。
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