新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

命式(天干)の違い…

2024年08月05日 | 四柱・その他


上図は或る二人の男性の命式です。
二人共、日干:壬です。
左側のAさんの命式は、五行的には 比肩→食傷→財星と気が流れる命式で、
右側のBさんの命式は、正官→印綬→比肩と気が流れる命式です。
同じ壬ですが、タイプは逆の命式とも言えます。

Aさんは月上・年上が偏財、食神の帝旺ですので、人生を楽しみながら生きたい…
美味しいものも好きですし、女心も分かる方だと思います。
その為にはお金も必要だと思うタイプなのかも知れません…。
自営業の方も多いですね…。

Bさんは月上正官 建禄で年上が印綬です。
正官と印綬が並ぶ官印両全の命というもので、社会で才能を発揮する…
楽しければ良いというAさんと異なり、何の為に生きるのかという処もあると思います。
また、水の比肩が帝旺ですし、星(●)が5つも固まっています。
一見紳士風ですが、内面はかなり自我が強い人かも知れません…。

同じ、冬生れの大河でも、命式によって随分と性格が異なると思います。
日干は一緒ですが、価値観や性格等は真逆なのでしょうね…

四柱八字、全部で八つの星(●)ですので、五行のどこかに星(●)が固まれば…
どこかに星(●)が不及するのも当然です。
不足の処にフォーカスせずに、天より与えられた命式の良さを出せれば良いと思います。
ただし、二人共水の比肩が強い命式です…特にBさんは5個もあります…
自分が天より与えられた良さ(天命)を、他の人や人類の為に活かせればよいのですが…
そこが大きな課題かも知れませんね…

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