新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

対局を知る。

2021年12月17日 | 四柱・その他


四柱推命は「陰陽五行」の考えを土台として出来ています。
太極から陰陽が発生したと言われています。
陽陰…簡単に言いますと、男と女ですね…。
男も女も、身体の構造は似ていますが、一つだけ逆さまなところがあります。
それは、愛の器官ですね…。
男性のものは、出っ張っていて、女性のものはへこんでいます。凸凹ですね…。
上手く出来ています。
陽陰は互いの為に存在します。
男は女の為に、女は男の為にですね…。
自分は相手の為に存在するのであって、自分の為に相手が存在するのではないのですね…。
後者の場合ですと、世の中、自己中の塊になってしまいます。
男性は女性の為に存在するのですから、女性の事を本当に研究する必要があります。
女性も同じですね…。
男と女とは、考え方が随分と違うと思います。
夫は天ですから肩幅が広く、女は地ですから腰幅が広くなっています。
天地ですから役割も違いますし、考え方も随分と違うものです。
また、同じ男でも、命式によって、こだわりも異なる場合が多いです。
男女の違いと命式の違いを理解すると、夫婦関係はかなり改善されると思います。

四柱推命では、男命(男の命式)では、女を表す変通星は財星(偏財・正財)です。
故に、命式中に財星(特に偏財)を持つ男性は、女の気持ちを理解しやすい傾向があると言われています。
女命の場合は、男を表す変通星は官星(正官・偏官)です。
故にしっかりした官星を持つ女性は、男社会の中で働くことに抵抗がありません。
また、印星は母親や年配の星とも言われています。
故に、良い印星(印綬)を命式中に持っていると、目上(年配者)の人から可愛がられる場合が多いですね…。
その他、吉凶様々なことが分かります…。

さて、上図は四柱推命の十二運を対局的に表にしたものです。
この十二運星は、対の関係になっているので、反対側が分かると、その星自体の意味も分かりやすいと思います。
例えば…
十運星の「冠帯」を例にとれば、冠帯には若々しさ・凛とした輝きという意味があります。
日柱に冠帯がある人は、オシャレで格好の良い人が多いものです。
冠帯の対局(反対)にあるのが、「墓」ですね…。
墓はお墓や古いものや年寄りの様な意味があります。
故に「冠帯」を理解するには対極にある「墓」の意味が分かると理解しやすいですね…。

十二運の「長生」には、素直・健やか・明朗等の意味があります。
長生の対局にあたる十二運は「病」です。
病には、文字通り、病気・敏感等の意味があります。
他の十二運星も、その様な見方をされると理解しやすいと思います。
※ 十二運の内容はこちら。

自然界は対になっているのですね…
陰陽とは異なりますが、目に見える世界と目に見えない世界とがあります。
有形世界と無形世界ですね…。
それらは、互いに影響しあっています。
四柱推命は、目に見えない陰陽五行のエネルギー(気)を看る占術です。

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1 コメント

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陰陽五行について (中村主水)
2021-12-20 16:42:31
いつもお世話になっております。分かりやすい図、非常に参考になります。最近は、ジェンダー平等が必要以上に提唱されて、男女の性をあるがままに語ると、差別的論調として扱われてしまいます。やはり、男女のあるがままの性が、軽んじられ、恋愛できない男が増えている気がしてならないです。私なんか、昔の価値観が支配している社会であれば、もう少し女性にモテていたのではないかと、被害者意識を持っています。墓と言う命式が、冬眠を表すのであれば、私の中年以降は、好転する可能性があるのでしょうか。私は、40歳になって焦っています。もう一度、人生の逆転劇を演じてみたいと。愚痴になりますが、私自身、努力しているにもかかわらず、あまりにも理不尽な運命に翻弄されてきました。駄文お許しください。
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