新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

有形世界と無形世界。

2019年04月05日 | 今日の出来事
最近は霊的な方との出会いが多い様に思います。
まあ…終末・末法の時代ですので、仕方ないのでしょうが…

有形世界&無形世界…目に見える世界と目に見えない世界ですね…。
宇宙は有形と無形の世界が重なって存在しています。
この世とあの世もそうですね…。
人間も霊(魂)と肉体とで出来ています。
栄養素も有形の栄養素と無形の栄養素ですね。
植物が育つには有形の栄養を根で吸収し、無形の栄養を太陽の光から葉で吸収します。
人間の身体と心が育つには有形の栄養である「食べ物」と無形の栄養である「愛」とが必要です。
有形・無形の両方が必要ですが、より見えないものが主体だといえます。
心と身体のどちらが主体かといえば、心が体を管理するのが良いでしょう…。
心が肉体に振り回される生活は注意が必要だと思います。

有形世界のこの世と、無形世界のあの世は、U字型の音叉の様に影響しあっていると思います。
心が体に影響をする様に、音叉の片方を叩くと、その振動で他の方も振動し共鳴し合います。
終末・末法の時代なので、重なり合うあちらの世界の影響を、音叉の様に感ずるのかも知れません。

四柱推命的には、無形世界のエネルギーを敏感にキャッチする星(変通星)が傷官です。
過傷官といって傷官が太過(4個以上)する命式は、アンテナが何本も立っているのと同じです。
また、傷官の12運が帝旺・沐浴の場合は、とても鋭敏な高い傷官(アンテナ)が無形世界のエネルギーをキャッチしている状態ともいえます。
その場合、良い波動をキャッチ出来れば、素晴らしい技術・芸術性へと転化することも可能ですが、負(恨み)のエネルギーをキャッチすると、その影響を受けて心に傷が入りやすくなります。

また、目に見えない精神世界に興味を持つ星(変通星)に偏印という星があります。
命式中に偏印を持つ方は、表に出ない裏のこと等に知的な興味を持ちます。
特に偏印が太過(印星太過)すると、あれやこれやと悩みやすくなり、考え過ぎて取り越し苦労をしやすくなります。

この傷官と偏印とが悪く働くと、心身の健康面に悪影響を及ぼす場合が多い様です。

補運である12運では、無形世界に興味を持つトップが「墓」です。
命式中に「墓」を持たれた方は、神社仏閣や古典等の古いものに興味を持つ傾向があります。

通常、十二運と変通星とはセットで観ますので、傷官 墓、偏印 墓、また比肩 墓を命式本体に持つ方は、少々霊的な要素が強い人とも言えます。特に、大運に偏印 墓、傷官 墓、比肩 墓 等が巡って来る時にスイッチが入る場合が多い様です。

五行(木火土金水)でいえば、「無形」の五行が「火」、丙・丁です。
ですので、日干:火で上記の要素がある方は、その傾向も強くなります。
また、火の日干で食傷が多い方は神秘的なものに興味を持つのもそのためです。
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新栄堂


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