新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

変通星の並び等・・・。

2015年11月06日 | 今日の出来事
高木乗の流れを汲む安田流四柱推命では、月上の天干星を中心に年上・時上の天干星の並びを重要視します。この天干(表)に出る星の並びを見ながら五行(木火土金水)全体のバランスを見て判断します。
男性の場合は、五行に比肩が3個ぐらいあるのが理想で、月上には責任感や社会性を表す官星(偏官・正官)が旺相し、年上には官星をコントロールする印綬(偏印)が出ると良いでしょう(官印両全の命)。
女性の場合は、五行に比肩が2個ぐらいが良く、月上には家庭性や優しさを表す財星が出るのが理想です。また月上に財星が出て年上に正官が出る場合は財官双美という、貴命となり家庭や夫にも恵まれやすい命式となります(旺相する十二運が良い)。
この様な天干(変通星)の並びで五行のバランスが良く大運の巡りが良い場合は、運気が安定し比較的安定した人生を過ごすことができると思います。
また、男性の場合は人生という荒波を、ある程度個性を発揮しながら生きる事も必要なので、身旺で少しぐらい五行が偏っているのも面白いかも知れません。
女性の場合は、家庭を守り夫を支えて生きる為には五行のバランスが良い方がその様に生きやすいと思います。
以前、この様なご夫婦がおられました。
(奥様)
月上の天干星(変通星)が旺相した偏官で、年上に印綬が並ぶ「官印両全の命」の方。
偏官が月上にあると、夫の代わりに仕事をするという暗示があり、官印両全の並びは社会で才能を発揮する命式となります。
また、この方のご主人様は、月上に家庭性を表す正財が出ていました。
このご夫婦の場合は、奥様の方が仕事で活躍され、家に帰るのが遅くなり、先に帰宅したご主人様が主夫をされていました。
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