新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

先祖の柱…年柱。

2022年11月27日 | 四柱・その他
四柱推命は年・月・日・時の四つの柱で見る占術なので、
四柱推命というネーミングで呼ばれる様になったのはご存知だと思います。

その四つの柱の中で、年の柱(年柱)は六親(身近な親族)では何にあたるかと言いますと、先祖とも言われています。
年柱は先祖や霊的なバックボーンとも見ることができ、もう少し絞れば年干が祖父、年支が祖母とも言えるかも知れません…。

私個人を見た時に、私は両親から生まれます。
また、その両親は、その上の両親である祖父母から生まれ、その上は先祖さん達ですね…。

先祖さんを見た時に、様々な先祖さんがおり、自然界の原則に合った善行を行った先祖もおられますし、中には、その反対の先祖もおられたと思います。
徳を積んだ先祖が多いのか、穴を掘った先祖が多いのかによって、子孫の運も変わってくると思います。
同じ家に生まれ、同じ様な環境に育った兄弟姉妹でも、性格や運は異なります。
同じ家に生まれた兄妹でも、生年月日刻から来る「命式」によって、性格や運が異なるのは分かると思います。

今回は、その年柱の話です…。
例えば、年上に正財 冠帯 などがあると、祖父母が発展したので、現在ある財を作ったと見ることができるかも知れません。
良い変通星が出れば良いのですが、問題はあまり良くない変通星が出た場合ですね…。

例えば、年上に敗財 等が出る場合ですね…
特に地支に沐浴・死・墓・絶 等が付いた場合…
事業家等の場合、先祖が金銭的な穴を掘つたとも考えることができます。
流派によって異なりますが、当方では年柱は50〜65歳の間が該当する年齢とも言われています。
その様に考えると、50の声を聞く年齢の頃に、金銭問題に注意という暗示も出てきます。
敗財には「人情に流されて…」という意味もあり、情に流されてお金まで流れる暗示も出て来る場合も多い様です。
勿論、大運によっても現れる年齢は変わってきますが、大雑把にはその様に捉えることも出来ると思います。

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コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (林檎)
2022-12-01 21:59:14
いつもとても勉強になっております。ありがとうございます。質問です。子供の命式の年柱に丁亥正財-建録-敗財となっていますが、その場合はどうなのでしょうか?
返信する
林檎 様へ (Unknown)
2022-12-03 15:06:53
年柱だけ見れば良いですね。ただし、月柱等に正財を剋す敗財や劫財が出ていなけれ良いのですが…。
返信する

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