春に蒔いた種が夏の暑い陽射しを受けて育ち、秋には沢山の実を付けます。
実を付けるまでは、様々な苦労がありますが、収穫の時は嬉しいものです。
害虫の被害もあると思いますし、日照りや、収穫直前に台風の被害に遭う事もあります。
豊作の年もありますし、不作の年もあります…。
四柱推命の変通星では…
自然界では春を表す変通星は食神と傷官です。
食神には、チューリップや桜の花が咲いている様な、春うららかな雰囲気があります。
傷官は、春一番の強風が吹いたり、思春期の様な難しい一面もあります。
食神と傷官には、多感な青少年の表と裏の様な違いがあります。
思春期の春が終わると30~40代の家庭を守り子供を育てる大人の年代に入ります。
季節では、働き盛りの夏の前半を表し変通星では財星(偏財・正財)がその年代とも言えます。
30代は子育てやマイホーム作り、植物の暖かい初夏の陽射しを浴びでスクスクと育ちます。
50~60代、職場でも立場を与えられ社会の為にも頑張る時代となります。
変通星では官星(偏官・正官)がその様な年代で、社会や義の為に生きる年代とも言えます。
植物は繁茂し、成熟した雰囲気になっていきます。
70~80代、肉体的には衰え、背も縮み白髪も増えますが、目に見えない内面には人を愛する親の愛が熟しています。
一組の夫婦から沢山の子供が産まれ、その子から孫へと愛の伝統が相続される時代…変通星では印星(印綬・偏印)がそれに該当します。
植物では、収穫の稔の秋とも言えますね…。
1年に春夏秋冬があるの様に、人の一生にも春夏秋冬の様な時期があります。
運の良い人は、命式本体の構成が良く、大運の流れも、年代に合った星(変通星)が巡って来る命式の方です。
その様な命式の方は、大きな役目があるのでしょう…。天から頂いた福運を自分だけの為に使わない様にして下さい。
さて、通常は秋(晩年)は収穫の季節です。
豊作なら良いですが、不作の年もあると思います。
四柱推命の変通星では、旺相した十二運の印星(特に印綬)を稔の秋とも表現しています。
しかし、印星が休囚していると、秋の稔が少ないと看る場合も場合もあります。
旺相運…長生・冠帯・建禄・帝旺。
休囚運…死・墓・絶。
例えば…
上図は
大運:印綬 帝旺
流年:正官 冠帯
勿論。命式本体との関係もありますが、正官 冠帯と社会運が冠を被っているので、社会的な名誉や評価を受ける暗示もあります。
上図ではありませんが、私の知り合いのN氏…
日干:甲
大運:印綬 長生。
流年:正官 冠帯 の今年…
仕事で3つのタイトルを取得して表彰されたと言っていました。
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