新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

無形・有形、陰と陽。

2020年12月24日 | 四柱・その他
この世界には二つの世界があります。
目に見える世界と目に見えない世界ですね…
簡単に言いますと、内的な心の世界と外的な体の世界の様なものです。
目に見えない内的な世界が原因の世界で、目に見える外的な世界が結果の世界とも言えます。
また、20世紀は心<体で、どちらかといいますと、外的な物質優先の時代だったとも言えます。
しかし、21世紀になると、外的な物質優先の時代から内的な心(精神)を求める世界へと変わって来ると言われています…
故に人々は、より内的な本質的なものを追求するようになると思います。
人生とは…? 私の生まれた目的は…? 私に合うものは…? 等の本質的なものを知りたくなるのもその為だと思います。

人間は心と体とで出来ていますが、もう一つ、陰と陽とでも出来ています。
陰(−)と陽(+)ですね…
簡単に言えば、陰は女性で陽は男性です。
男と女の違いは、陽的(凸)な部分が一つ多いのが男性で、陰的(凹)な部分が一つ多いのが女性です。
陰陽が一つになると太極となり、一つの完成した姿になると言われています。
男女が結婚して一つになると、互いの不足の部分を補い、自然界の全てを知ることが出来ると思います。

また、人は生まれる前は母の胎内で十月十日(とつきとうか)の約280日を過ごします。
そして、オギャーと産声をあげ自力で呼吸して人生が出発します。
産声をあげたその時に、神の魂の一部が宿るのかも知れません…。
その時の年月日刻の干支(四柱八字)がその人の命式(遺伝子)の様なものだと思います。
たしかに、育つ外的な環境もとても大切ですが、どの様な命式(遺伝子)を持って生まれたかはとても大切です。
果物で例えれば…
リンゴの様な命式の方もおられますし、ミカンの様な命式の方もおれます。
果樹園の土や水や光という環境も重要ですが、リンゴはミカンにはなりません。
四柱八字という命式を変える事は出来ないのだと思います…
同じ家庭に生まれても、兄弟によって性格や特性は様々だと思います。
命式の違いから生じているのだと思います。

今迄の心理学では、人は外的な刺激の影響で変わると言われていました。
しかし、ムチやアメでという外的な刺激では限界があると思います。
内的には、四柱八字という命式(遺伝子)がその方の願望を支配していると思います。
命式を活かすことが、自分らしく活きることだと思います。
21世紀は自分が自分らしく活きられる世紀だと思います。

種を蒔き、大切に育てて収穫を迎えるまでには、ある一定の期間が必要です。
人生は一度だけです。
時を無駄にせず、人生の収穫期には多くの稔を返せる人生にしたいものです…。

命式(四柱八字)は年月日時の八つの干支で出来ています。
自分を意味する日干から、年月日刻の干支との関係を読み解くと、自分の持っている運や特性を知ることができます。
自分を知って自分を活かすことが幸福の一歩だと思います。

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