新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

私は家庭的…?

2020年12月17日 | 今日の出来事
四柱推命の変通星では、家庭を表す星(変通星)は財星です。
財星は食神という子供を表す星を守る星です。
食神を壊す星が偏印ですが、その偏印を抑える星が財星(特に偏財)だからですね…。
子供を守るのが家庭ですし、胎児を守るのが母体なのですね…。
故に、女命で、命式本体に良い食傷があり、確りした財星も共にある命式は、比較的子供運が良い命式ともいえます。
また、夫を支えて、夫を一人前の主人にするのが妻の役目だと思います。
女命で、夫を表す星は官星(特に正官)です。
財星は官星を生ずる星ですので、良い財星を持った女性は夫に従い、夫を立てる運を持っているとも言えます。
また、男命の場合は、良い財星が命式中にあると、妻の支えを受けられる運を持っているともいえます。

私の知り合いにこの様な女性がおられました…。
彼女の命式は、天干に偏官双並びと旺相した食神。
五行には官星が固まり、財星に星がありませんでした。
比肩:●●
食傷:●△
財星:なし
官星:●●●●
印星:●△
太過した偏官を旺相する食神でチョコレートのコーティングをしている様な命式ともいえます。
仕事好きで、舅が始めた事業を跡継ぎの夫以上に頑張って切り盛りしています。
また、家事もテキパキとして行い、子育ても頑張り、フルタイムで活動しています。
彼女曰く…
私は家庭的な女性です。
何故かというと、家事や子育てを完璧にしているからということです。
確かに、偏官が主体の女性は、目的に向かって走ると思います。
特に食神という愛嬌の星が付いていると、表面は偏官の強さが抑えられるのだと思います。
忙しく頑張るのだと思います。
しかし、偏官が強いと、夫に従ったり、子供の心に寄り添う時間よりも、活動する方を優先する場合が多いと思います。
妻が頑張り過ぎると、夫はいつの間にか、手を抜いて主人の立場を離れてしまう場合もあるのでしょう…。
そして、その様な状態が20年~30年も続くと、偏官が強い妻も疲れが出て来るかも知れません…。
命式の吉凶を知って、命式をコントロールできると良いですね…。
夫という漢字は天が突き抜けたもの。
天は全てを親の立場で面倒みるものです。
妻の一番の仕事は、夫を天にすることかも知れません…。

クリックしてね
オンライン講座


コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする