新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

大運が変わるとステージが変わる。

2019年03月21日 | 四柱・その他
毎年の運を表すのを「流年」といい、流年よりも長い周期性を持った後天運を「大運」といいます。
そして、四柱推命の的中率の高さは、この「大運」によるところが大きいとされています。
また、大運の巡り合せによって、人生の節目を知ることもできます。

もちろん、その人の個性や性格等は四柱本体と五行を看て判断しますが、命式本体にとって、どの様な大運が巡って来ているのか?…命式にとって良い大運なのか? 悪い大運なのかによって、得られる運の強さや環境等も変わってきます。

例えば…
命式本体の天干に財官が並び、五行にも財官に星(●)が多い命式の場合は、印星の大運が巡ると本体と大運とで「財官印」の形となり、気の流れが良くなります。
また、傷官が正官を尅す命式等の場合は、財星の大運が巡って来ると傷官→ 財星→ 官星と気の流れが良くなります。(その他、様々ありますが…?)

シンデレラの絵本で例えれば…
宝という財星を尅す強い比劫の大運や、命式本体にとって良くない大運は、シンデレラが継母に虐められて泣いている場面の様なページだと思って下さい。
また、かぼちゃの馬車に乗ってお城で王子様とダンスを踊っているページは、その命式本体にとって、良い大運が来ている時期と捉えると分りやすいと思います。

1年には春夏秋冬の四季があります。
植物にとって冬は辛い忍耐の時期ですが、人の人生にも春夏秋冬の運があるのですね…。
そして、嫌な大運が続いた場合、「大運の最後っ屁」といって、その大運の最後に様ざまな問題が発生する場合も出てきます。
夜明け前が一番寒いのと似ていますね…。

辛い大運の時期は誰でも嫌ですね…。
物事もスムーズに進まず、自己否定も多いものです。
しかし、視点を変えて 辛さを甘んじて感謝出来れば、気付きも多いものです。
気付きを得た人は深い心を持つことができます。
そして、大運が変わるとステージが変わります。
辛い時期を感謝して乗り越えると、大きな深い恵みを得る事ができると思います。

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コメント (6)
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