新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

優先順位、何を意識するか・・・2

2015年06月09日 | 今日の出来事
先回の続きです…

財星は官星を生じます。故に財星が中心の女性は家庭を守り、夫(男)を支えようとしますし、夫に従おうとします。
また、子供(女命では食傷)を守るのが家庭や胎盤です。財星は子供を表す食神を尅す偏印を抑えます。

5.女命では子供の星は食傷(特に食神)です。自星(比肩)が生じる星が食傷ですので、母親は子供の為に献身的に尽くします。妊娠期間や授乳を通して子供を愛おしく思うのかも知れません。男性は自分では子供を産みません。自分が強く影響を与える女性(財星)が子供を産みます。ですから、官星が子供となります。官星は我(比肩)にプレッシャーを与える星です。子供が多い家庭では、沢山の子供が大学に行くと父親は一生懸命に働いて学費を稼ぎます。

6.官星が月上にあるか、五行に固まる命式の場合は、仕事や社会に強い意識を持ちます。女性でも月上が偏官の場合は家の中に居るよりも社会で働くことを好みます(特に五行に財星が弱い場合)。また、月上:偏官の女性は夫の代わりに仕事をする暗示がありますので、自分で仕事をせざるを得ない様な夫婦関係になる場合も多い様です。また、官星が強い女性は、ボーイッシュな性格なので、女性よりも男友達の方が気が合います。仕事に意識を持つのは官星が強い人ですね…。

7.印星(特に印綬)が月上に出たり五行に固まる人は、身内や目上の引立てがあります。多すぎると考え過ぎる傾向となり、女性の場合は結婚が遅くなる場合もあります。また、月上に印綬の帝旺等がある男性の場合は、時々マザコン的な人も見受けられます。印星は自分(比肩)を生み出す元の星ですので、物事の本質や原因等、「何故、そうなるの?」が知りたくなる傾向があります。…理屈っぽい星で、考えるところに意識を持つ傾向があります。
印星には偏印と印綬がありますが、偏印は表に現れない裏を見たくなる傾向があります。そして、興味を持つと没頭しますが、少々飽きやすい傾向があります。印綬は物事を客観的に見る傾向があります。
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コメント (17)
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