新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

印星の大運。

2015年01月15日 | 今日の出来事
私の知り合いに五行に印星の無い女性がいます。
印星は、物事の原因や本質に興味を持つ星ですので、印星が多い人は考え過ぎたり悩んだりする人が多いものです。
そして、印星の中でも偏印を持つ人は、物事の隠れた裏の世界や精神的なものに興味を持ちます。
ですから、四柱推命等に興味を持つ人は、印星(特に偏印)を持った方が多いものです。
彼女の場合は傷官が多いので、感覚やフィーリングで生きてきたと言っていましたが、偏印 病の大運の時にパニック症的な症状が出てきました(傷官が悪く働くと時々精神的な症状を訴える場合があります)。
また、偏印には病気という象意がありますし、その偏印の十二運に「病」が付く大運の期間は、病気等に注意の期間と言っても過言ではありません。
そして、命式本体の五行に印星(偏印・印綬)が無い方の場合は、急に偏印 病などの嫌な印星が廻って来ると、悩んだりノイローゼになったり、精神症状を起こす病気になる場合が多いものです(もともと、印星という考える星の免疫がないので)。
彼女の場合もその様な時期で数年間悩んでと言っていました。
ちょうど、当方へ来られたのが偏印 病の大運が終わる最後の頃だったと思います(大運の最後っ屁と言いまして、悪い大運の最後の頃に凶災が発生しやすいと言われています)。
彼女は心身ともに疲れていた様に感じました。
そして、7年間の偏印が終わり、印綬の大運に入った時に『占いが好きなら四柱推命を学んでみますか?これからの大運は印綬ですので、古典を学ぶには良い大運ですよ!』という私からの提案で彼女は四柱推命を学ぶ事となりました。
印綬には古典や勉強・目上の引立てという意味がありますので、この様な大運の時に、物事の本質を確りと学ぶと、心が整理されて、物事を正しく見ることができるようになるのです。
現代は、情報化時代ですのでインターネットを通してあらゆる情報を得ることが出来ます。
しかし、多様な価値観や主義思想の中で、誤った価値観の情報に触れる場合もあります。
その様な場合には、我知らずに宇宙の原則から離れ、その結果として心が消耗してしまう場合が多くなるのです。
心の中に正しいエネルギーが流れて来ないので、その寂しさを補おうとして、買い物依存症になっている場合も多いものです。
何かに依存する…財星が多い女性は必要以上のブランド品を買う場合もあります。
男性なら、女性に走る場合もありますし、様々です。
この様な場合は、まず、宇宙の原理原則(根本)を知るのが一番です。
彼女も古典(四柱推命)を学びながら心が整理され元気になっていきました。
今は、すっかりと元気になりました。
印星の時期は、自分を内観するのには最も良い時期と言えます。
また、命式本体に印星が多い方は、古典を学ぶことを通して正しい価値観を持つと、心が安定して運気が上昇します。
人は、それぞれ生まれながらに使命を持って生まれています。
それを知って活かす事が大切ですね(知名と立命)。印星の時期はそれを知るには一番の時かも知れません。
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コメント (7)
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