男女の性格や相性にもよりますが、流年によっても愛情の強弱が変わってまいります。
今回は、流年(年運)が愛情(精神)にどの様な影響を与えるかについて記入します。
1)比肩・劫財・敗財の流年。
比肩を人の年齢で例えるなら、産まれたての子供の様なものです。この時期は親の苦労も分からずに、自分の事しか頭にありません。腹が減れば泣き、おむつが濡れれば夜中でも泣きます。どんなに親が疲れていても、自分の思いを優先します。比肩には「我」という意味があるのです。ですから、流年に比肩が来ますと、自分の思いを優先したくなります。いつの間にか自分を優先しますので、パートナーとの関係にも摩擦が生じやすくなります。特に相性の悪いパートナーの場合は、注意が必要ですね。この時期に別れやすい場合も多いです。また、この時期の結婚には注意が必要です。前の恋人と別れ、その反動で結婚する場合もあります。…冷静な結婚ではない場合も多いですね。
2)食神の流年
人で例えるなら初々しい小学校の高学年から中学(高校)生の頃でしょうか?…隣の席の異性にも興味が出てきます。 また、季節で例えるなら桜の花が咲き始めた頃でしょうか? 寒い冬の季節(比肩星)が過ぎ去り、暖かい春の季節を迎えた様な運気が食神です。 ですから、食神の時期はフェロモンが出て、恋愛のそよ風が吹いて来ます。男女共に恋をしたくなる様な時期といえます。既婚の女性の場合は食神は子供を意味しますので、妊娠する方も多くなります(偏印が有る場合は注意)。 男性も遊び心が強まり、不倫問題には注意して下さい。
3)傷官の流年
感受性の強いハイティーンの時期が傷官ですね。子供ではないが、熟した大人でもない難しい時期です。 食神には恋愛というほのかな恋心がありますが、傷官の場合は男女の三角関係の争いの様な神経質な気持ちが発生します。優しい鹿も、一頭の雌鹿をめぐって、二頭の雄鹿が角を突き刺し合います。命懸けの闘争が始まります。傷官の時期には、その様な敏感な感受性が強くなります。この時期は現実と理想のギャップでイライラして精神的にはとても不安定になります。この様な時期は熱い恋愛関係は期待できませんね。仲の悪い夫婦の場合は、比肩の年にトラブルを起こし、傷官の時期に訴訟になる場合もあります。特に四柱本体に食傷太過の人や、強い官星を持っている人は注意の時期です。
4)偏財の流年
既婚の人…良き伴侶を得て子供も出来、家族の為に活動(営業)してお金を稼ぐ時期に入りました。運命も安定します。
独身の人…偏財の時期は行動範囲も広がり、遊び心も出て来る時期。特に男性の場合は女性に興味を持ち女性を口説きたくなる時期。独身者は女性との関係が深くなるが、既婚者の男性で財星が多い人は、女性問題に注意の暗示もある。
財星(正財・偏財)には家庭性という意味もあるので、男女共に愛情も強まり、真剣に結婚を考える様になり、結婚には一番良い時期。
5)正財の流年
運気的には、ほぼ偏財と同じだが、男性の場合は正財が妻(正妻)を表すので、偏財よりも家庭を持って落ち着きたいという気持ちが強くなる。また、女性の命式の場合も家庭を持ちたいという思いが強くなる。
既婚者の場合は、偏財の時期に営業活動を展開して、お金を稼ぎ、その稼いだお金を使って、正財の時期にマイホーム(固定資産)を持つ人も多いです。
6)偏官の流年
偏官は社会性の星で、現場の責任者という意味があります。人の年齢で例えれば、30代半ばからで、男性の場合は部下も出来、家庭はもちろん、会社でもリーダーシップが求められる時期に入ります。仕事で忙しい時期ですね。また、ライバルや競争相手が現れて、自分を非難する者が現れる場合もあります。
未婚の女性の場合は偏官には男という意味がありますので、男性との出会いも多くなります。
また、偏官は正官と違い、比肩星に続いて自我が強まり、トラブルが発生しやすい時期ともいえます。既婚の女性で夫に不満を内在する場合は、不平不満が表面化する場合もあります。そして男女共にプライド高くなり、ささいな事で意見の対立を起こす場合もあります。その様な場合は目上や第三者の仲立ちを頼むと良いですね。
7)正官の流年
男性の場合は40代半ばからの会社や社会に責任を持つ年齢の時期を表します(襟を正す)。
男性の場合には、社会性が高まり仕事にも忙しい時期です。スケジュールを上手に立ててパートナーとの関係を築いて下さい。
女性の場合は正官には夫という意味があります。夫になる様な男性と出逢いや暗示がありますね。
※男女共に財星から官星が終わるまでが結婚に一番良い時期といえます。しかし、男性の場合は仕事で忙しくなるので、チャンスを逃さない様に…
8)印綬・偏印の流年
印星(印綬・偏印)は年齢的には壮年から老年の様な星です。
印星には思考。学問等の意味があるので、考えやすく理性的になりやすい時期です。ですから気持ちが燃え上がるという感じではありません。特に命式に官星が無い女性の場合は、結論を出して行動することができず、考え過ぎて不安になる場合もあります。女性がこの時期の場合は男性の側の強いリードが必要になります。適齢期を過ぎた男女の場合は目上の人の紹介等で、良い人に出逢うチャンスもあります。この時期の結婚は、恋愛で燃え上がるというものではありませんので、条件の良い人を紹介してもらうのも良いと思います。
新栄堂
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今回は、流年(年運)が愛情(精神)にどの様な影響を与えるかについて記入します。
1)比肩・劫財・敗財の流年。
比肩を人の年齢で例えるなら、産まれたての子供の様なものです。この時期は親の苦労も分からずに、自分の事しか頭にありません。腹が減れば泣き、おむつが濡れれば夜中でも泣きます。どんなに親が疲れていても、自分の思いを優先します。比肩には「我」という意味があるのです。ですから、流年に比肩が来ますと、自分の思いを優先したくなります。いつの間にか自分を優先しますので、パートナーとの関係にも摩擦が生じやすくなります。特に相性の悪いパートナーの場合は、注意が必要ですね。この時期に別れやすい場合も多いです。また、この時期の結婚には注意が必要です。前の恋人と別れ、その反動で結婚する場合もあります。…冷静な結婚ではない場合も多いですね。
2)食神の流年
人で例えるなら初々しい小学校の高学年から中学(高校)生の頃でしょうか?…隣の席の異性にも興味が出てきます。 また、季節で例えるなら桜の花が咲き始めた頃でしょうか? 寒い冬の季節(比肩星)が過ぎ去り、暖かい春の季節を迎えた様な運気が食神です。 ですから、食神の時期はフェロモンが出て、恋愛のそよ風が吹いて来ます。男女共に恋をしたくなる様な時期といえます。既婚の女性の場合は食神は子供を意味しますので、妊娠する方も多くなります(偏印が有る場合は注意)。 男性も遊び心が強まり、不倫問題には注意して下さい。
3)傷官の流年
感受性の強いハイティーンの時期が傷官ですね。子供ではないが、熟した大人でもない難しい時期です。 食神には恋愛というほのかな恋心がありますが、傷官の場合は男女の三角関係の争いの様な神経質な気持ちが発生します。優しい鹿も、一頭の雌鹿をめぐって、二頭の雄鹿が角を突き刺し合います。命懸けの闘争が始まります。傷官の時期には、その様な敏感な感受性が強くなります。この時期は現実と理想のギャップでイライラして精神的にはとても不安定になります。この様な時期は熱い恋愛関係は期待できませんね。仲の悪い夫婦の場合は、比肩の年にトラブルを起こし、傷官の時期に訴訟になる場合もあります。特に四柱本体に食傷太過の人や、強い官星を持っている人は注意の時期です。
4)偏財の流年
既婚の人…良き伴侶を得て子供も出来、家族の為に活動(営業)してお金を稼ぐ時期に入りました。運命も安定します。
独身の人…偏財の時期は行動範囲も広がり、遊び心も出て来る時期。特に男性の場合は女性に興味を持ち女性を口説きたくなる時期。独身者は女性との関係が深くなるが、既婚者の男性で財星が多い人は、女性問題に注意の暗示もある。
財星(正財・偏財)には家庭性という意味もあるので、男女共に愛情も強まり、真剣に結婚を考える様になり、結婚には一番良い時期。
5)正財の流年
運気的には、ほぼ偏財と同じだが、男性の場合は正財が妻(正妻)を表すので、偏財よりも家庭を持って落ち着きたいという気持ちが強くなる。また、女性の命式の場合も家庭を持ちたいという思いが強くなる。
既婚者の場合は、偏財の時期に営業活動を展開して、お金を稼ぎ、その稼いだお金を使って、正財の時期にマイホーム(固定資産)を持つ人も多いです。
6)偏官の流年
偏官は社会性の星で、現場の責任者という意味があります。人の年齢で例えれば、30代半ばからで、男性の場合は部下も出来、家庭はもちろん、会社でもリーダーシップが求められる時期に入ります。仕事で忙しい時期ですね。また、ライバルや競争相手が現れて、自分を非難する者が現れる場合もあります。
未婚の女性の場合は偏官には男という意味がありますので、男性との出会いも多くなります。
また、偏官は正官と違い、比肩星に続いて自我が強まり、トラブルが発生しやすい時期ともいえます。既婚の女性で夫に不満を内在する場合は、不平不満が表面化する場合もあります。そして男女共にプライド高くなり、ささいな事で意見の対立を起こす場合もあります。その様な場合は目上や第三者の仲立ちを頼むと良いですね。
7)正官の流年
男性の場合は40代半ばからの会社や社会に責任を持つ年齢の時期を表します(襟を正す)。
男性の場合には、社会性が高まり仕事にも忙しい時期です。スケジュールを上手に立ててパートナーとの関係を築いて下さい。
女性の場合は正官には夫という意味があります。夫になる様な男性と出逢いや暗示がありますね。
※男女共に財星から官星が終わるまでが結婚に一番良い時期といえます。しかし、男性の場合は仕事で忙しくなるので、チャンスを逃さない様に…
8)印綬・偏印の流年
印星(印綬・偏印)は年齢的には壮年から老年の様な星です。
印星には思考。学問等の意味があるので、考えやすく理性的になりやすい時期です。ですから気持ちが燃え上がるという感じではありません。特に命式に官星が無い女性の場合は、結論を出して行動することができず、考え過ぎて不安になる場合もあります。女性がこの時期の場合は男性の側の強いリードが必要になります。適齢期を過ぎた男女の場合は目上の人の紹介等で、良い人に出逢うチャンスもあります。この時期の結婚は、恋愛で燃え上がるというものではありませんので、条件の良い人を紹介してもらうのも良いと思います。
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