新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

変通星の並び(年:偏官 と 月:変通星)7

2012年10月30日 | 変通星の並び
■年:偏官と月:変通星の並び

●偏官:比肩…アウトロー的で男性的な並び。言い出したら聞かないはっきりした性格。雑草の様な強さがあるので「雑草四柱」ともいう。動いていた方が好き。時柱に印綬が出ると良い。家庭よりも仕事タイプ。

●偏官:劫財…男性的な性格で夫婦間のトラブルも起きやすく離婚率も高い。じっとしているのが嫌いで、人よりも人生が忙しい。単純明快で女性でもあっさりした性格となる。五行の比肩と官とに星が固まると、シーソーの様に運気が上下しやすい(五行が安定していればそれ程では無い)。時柱に印綬などが出ると安定する。

●偏官:食神…女性の場合は姉ご肌、男性の場合は親分肌の性格になりやすい。目下の者から頼まれると一肌脱ぎたくなる性格で、頼られると弱い。時柱に偏印が出ると、偏官倒食となり偏官が暴れる場合が多い。時柱や五行に財星が出ると良い。

●偏官:傷官…理想とプライドが高く負けず嫌いで、それが悪く出やすい。年まわりが悪いと男性は職場でガタガタする。また、女性の場合は夫を突つきやすく夫婦縁も変わりやすい。時柱や五行に財星が出ると良い。

●偏官:偏財…偏財が偏官を強く生じる。財官合わせて7個以上で、印星が無い場合は「財殺の命」になるので注意。財が多過ぎると財殺、官が多過ぎると官殺になる。時柱に印綬が出ると良い。

●偏官:正財…五行のバランスが良い場合は「財官双美」の形で良いが、上記の様に財官に固まると、財殺・官殺になり良くない。

●偏官・偏官…行動的で煽てに弱く義理人情に脆い。そして、プライドが高く好き嫌いが激しくカッとしやすいところがある。仕事はするが職業を転々とする場合もある。女性の場合は離婚率が高いので、相性をの良い結婚をすることが大切。偏官の地支が死・墓の場合はサラリーマンになっても仕事を変えやすい。時柱に印綬が出ると良い。目的に向かって走る。

●偏官:正官…女性の場合は離婚しても再婚しやすい。また、夫に甘えることが出来ない。地支は長生・冠帯・建禄の方が良い。家庭よりも仕事タイプ。時柱に印綬が出るのが良い。

●偏官:偏印…官印両全の形で社会で才能を発揮する。芸術家・学者肌等、社会で活躍している人が多い。女性の場合は家庭よりも仕事になりやすい。時柱に正財が出ると良い。考えて行動するが、偏った思考になりやすい。偏官が弱いと能書きだけで行動が伴わない場合もある。

●偏官:印綬…考えて事を成す星で、社会的に発展するナビで申し分ない。将来は役職に付く。月柱が印綬なので教育者や医師・作家など非生産的な分野が良い。

※ 偏官は暴れ馬の様な星なので、印星(特に印綬)か食神でコントロールする必要がある。

新栄堂
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コメント (9)
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