新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

四柱推命という運命学から看た恋愛や結婚等について…(3)

2012年07月13日 | 男女の相性と結婚の時期
四柱命式を分析すれば、その人物がどの様な運を持ち、どの様な性格を持った人かがすぐにわかります。
宇宙の原則からいえば、男性は仕事、そして女性は家庭が基本です。
今の世の中、女性でバリバリ働いている人も居ますが、その様な女性は、確りとした自星の土台の上に、月柱:天干に旺相した官星を持っている人が多いものです。

それでは、理想的な夫婦の命式は…?三柱で表せば…
男性の場合は、自星が3つぐらい(比肩は表に出ずに裏に)で、中心星(月柱天干)に旺相した官星(正官・偏官)を持ち、年柱の天干に財星(旺相した)が出れば良いですね。
いわゆる「財官双美の命」ですね。
優しさと責任感。妻の助けを得ながら社会的運も得られる、お金と仕事の両方の運を持った並びです。
そして、時柱に確りした印星(印綬・偏印)が出て、五行がバランスよく出るなら最高の命式(財官印三宝の命)となります。この様な命式を持ち、大運の流れもその年代に合った変通星が出るなら、成功間違いないでしょうね!

また、女性の場合は財星が月柱天干に出て、食神が年柱にで出れば優しく可愛らしい家庭的な女性になると思います。そして出来れば財星も食神も旺相している方が良いですね。
官星は裏に出る方が良いかも知れません。女性の場合は五行のバランスが良い方がベストですね…!

実際の鑑定は、命式全体を観て鑑定します…単純ではありません。

1.お互いの命式を観て、主体性の強い男性には優しい対象的な女性を。
2.比肩や官星が多く、家庭よりも仕事で活きる主体的な女性には、やや優しい男性が良いでしょう。
3.行運等で、男性の運勢が下っている時には、逆に女性の運勢が上昇している方が良いですね。
4.男性の命式を観て、子孫運が弱い場合には、子孫運の強い女性が良いですね。

恋人同士の間柄では、似たようなカップルでも良いですが、いざ結婚となると現実が求められます。二人の関係は勿論ですが、親や兄弟との関係も子供(子孫運)との関係も無視できません。
似たような要素を持ちながら、互いの不足分を補えるカップルが良いですね!
そして、二人の関係も互に惹きあう縁が必要となります…干合・支合・三局等を見ながら、お二人の引き合う縁を観る。そして合によって化したエネルギーがその命式にとって良い五行なのかも大切な判断となります。
その辺を確りと確認する必要がありますね…

次回は、出逢いや結婚に適した時期を書きます。

新栄堂

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コメント (4)
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