新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

食神星の流年(安定・平和・保守・過剰)

2009年06月01日 | 流年の解説
肉親関係では、女性から見て子供の星。作用は財を生じる星で、春の様な雰囲気。

比肩・敗財の苦しい時期が終え、食神の年がやって来ますと、やっと一息ついて食事も美味しくなり、心のゆとりも出てきます…冬が終わって春が来た様な気持ちになります。
春は恋の季節ですね…。若い人の場合は恋愛のそよ風が吹いてきてフェロモンも出やすい時期です。
しかし、この食神も4個以上固まったり、天干に食神・傷官と並ぶと仮傷官となり、傷官と同じ様な働きとなりますので、内面は神経質になりやすいものです。
また、命式本体や大運に偏財(沐浴)がある場合ですと、既婚の男性の場合は女性問題で流される場合もありますので、家庭を壊さない様に注意も必要ですね…。食神は色気の星で自主性に欠け、偏財があると女性にも縁がありますし、遊びやすい時期でもあるのです。
この様な時期は、男女の愛情問題が軽薄になる傾向もあるのです。
また、食神という春の様な良い星が来ても、四柱本体や大運に偏印が強く出ていて、それを抑える星(財星)が弱い場合には、「倒食」といって、食神の福禄が壊されてしまいます。
倒食になった場合は、健康面や様々な面で、儘ならない運気(前にも進めず、後ろにも下がれず…)となりますので注意が必要です。女性の場合はお子さんの事で苦労する場合もあります。
しかし、五行に食神が2個ぐらい迄で四柱も安定している場合は、食神本来の安定を得られます。
精神的にも物資的にも安定するので、自然と食欲も出てきます。
この時期から若い女性は太り始める人が多くなります。
また、子供が欲しい若いカップルには過傷官や倒食で無い限りは良い時期ともいえます。
新栄堂
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コメント (9)
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