人だすけ、世だすけ、けんすけのブログ

愛知13区(安城市・刈谷市・碧南市、知立市、高浜市)
衆議院議員 おおにし健介

「国民がやかましいから」

2008年08月11日 | 政治
食の安全「国民がやかましいから徹底」 太田農水相発言(朝日新聞) - goo ニュース

日曜日の朝、出かけ際に、NHKの日曜討論を観ていると、太田農林水産相が、中国製の冷凍ギョーザ中毒事件を受けた国内の食の安全対策について、とんでもないことを言っていました。「この人は何を言っているんだろう?」と思って、秘書に「太田さんがさっきこんなことを言っていたけど、これは問題になると思うよ。」と言っていると案の定ニュースになっていました。

太田大臣は「日本は安全なんだけども消費者、国民がやかましいから徹底していく」と言いました。「国民がやかましいからやる」というのは裏を返せば「やかましくなければやらない」 ということで、仕方なくやっているということです。こんな国民をバカにした発言はないし、食の安全に責任を持つ農相の言葉としては信じがたいものです。

言葉じりをとらえてあげ足をとるのもどうかと思いますが、言葉にはその人の心の内や考え方が無意識のうちに出てくるものです。この発言は、太田大臣の政治姿勢そのものが問われる問題だと思います。かつて、柳沢厚相が「女性は産む機械」と発言して国会で大きな問題となりました。今回の暴言もこれに匹敵する問題発言だと思います。