人だすけ、世だすけ、けんすけのブログ

愛知13区(安城市・刈谷市・碧南市、知立市、高浜市)
衆議院議員 おおにし健介

衣浦を超えて隣の選挙区へ?!

2008年01月03日 | 日常
13区の地域、碧海五市の中には、不思議なことにイオンショッピングセンターのような大型のショッピングモールがありません。
特に、刈谷や高浜にお住まいの方は、衣浦を渡って、東浦町のイオンにお買い物に行かれる方も多いようです。

そこで、東浦町を含むお隣の愛知県8区の伴野豊代議士に以前から、東浦のイオンの前で合同街宣をさせてくださいとお願いしていたのですが、伴野代議士も年末忙しくなかなか予定が合いません。
私があまりにしつこく言うからか、とうとう年末に伴野先生の秘書で昨年のといつ地方選挙で東浦から県政に挑戦をした河合洋介さんが参加してくれて、念願の8区・13区合同街頭活動が実現しました。

実際、やってみて13区からの買い物客が多いことを実感しました。
以前、碧海五市合併構想が盛り上がったことがありましたが、昔と違って、いまでは境川や衣浦に関係なく、刈谷の人は東浦のイオンに買い物に行くという人の流れが起きています。碧南でも場所によっては安城や刈谷に行くよりも日常、西尾に行かれる人も多いようです。そう考えると、行政区の線引きというのも単純なものではないような気がします。

それともう一つは、8区と13区のように隣り合った選挙区で民主党の候補者同士が協力することは効果的であり、もっと行うべきだと思いました。
それは、12区との場合も同じです。岡崎と安城で職場と住まいを往復している人は結構いるのではないでしょうか。隣接選挙区での選挙協力は党全体の課題だと思います。

弘法名物「とりめし」

2008年01月03日 | グルメ
知立は東海道の宿場町として歴史のある町です。その知立の遍照院で毎月弘法さまの命日に縁日が開かれています。
12月30日は、終い弘法ということで、ボランティアの3名とスタッフ2名の総勢6名でのぼりを持って「民主党、おおにし健介です!」と大きな声でかけ声をかけながら歩きました。

そして、お昼はみんなで弘法名物の「とりめし」を堪能しました。冷え切った体には、あたたかいとりめしと豚汁は最高のごちそうです。
お母さんたちも「あんたが大西さんか、応援するでね」と声をかけてくれて心も温まりました。

この「とりめし」、少し甘めの味付けは好みの分かれるところですが、昔ながらの味という感じでいけます。ぜひ、弘法の縁日で一度ご賞味ください。

2008年の始まりにおもう

2008年01月03日 | 日常
みなさん、あけましておめでとうございます。
今年がみなさまにとって素晴らしい一年となりますよう心よりお祈り申し上げます。

さて、年末のあいさつ回りをはじめあわただしい年の瀬を経てあっという間に新しい年を迎えました。その間、ほとんどこうしてパソコンの前に座る暇もなく寒空の下を駆けずり回っていました。
一月三日を迎え、昨年のお正月はどう過ごし、何を考えていたのかを思い出しています。昨年は、両親が住む福岡に妻と帰省して、弟家族と一緒に平穏なお正月を過ごしていました。そして、初詣では神前に、家族と周囲の人間の一年の健康を願うとともに、自分の将来について明確な方向を決めてそのための具体的な行動に移ることを誓いました。

昨年は、師匠である馬淵代議士にお暇を請い、そして自らの出馬に向けてとにかく具体的な行動を起こすと決め、そして、民主党愛知県連が行った候補者公募に応募をして、この愛知県13区に妻と骨を埋める覚悟でやって来ました。私の人生にとっては大きな節目の年となりました。
いまこうして昨年の正月の自分を思い出す時に、スタートラインに立ったばかりとは言え、多くの人に支えられながら自分の志に向けて歩める幸せを噛みしめています。この気持ちをいつまでも大切にしたいと思います。

そして、もうひとつ思うことは、年末年始関係なく活動をする中で客観的にお正月を観察してみて、世の中便利になる一方で何かが失われているんではないだろうか。もう一度、便利さでは代えられない価値というものを考え直さなければならない時が来ているのではないだろうかということです。

私は、かつて外交官としてアメリカに2年駐在しましたが、その時に体験したアメリカでのクリスマスをいまも印象深く憶えています。はじめてのワシントンDCでのクリスマス、どんなに華やかかと期待をしていたのですが、クリスマスイヴとクリスマス当日はひっそりとしていてレストランも開いていません。仕方なくスーパーで買い物をしようとしてもスーパーさえ早めに閉店して、町はひっそりと静まりかえっているのです。クリスマスはアメリカでは家族と一緒に静かに過ごす日なのです。

でも、考えてみると私が子供の頃の日本のお正月もそうでした。昔はコンビニなんかなかったし、元旦からスーパーも開いていませんでした。メールや携帯で元旦の午前零時に新年の挨拶を交わすこともなく、みんなが元旦の朝に届く年賀状を楽しみにしていました。
世の中が便利になることは間違いなくよいことです。しかし、あえて不便を我慢することで感じることができる喜びや幸せというものもあるのです。
暑い日に夕涼みをして吹き抜ける風に感じる涼しさというのはクーラーで感じるものとは違うはずです。
私は地球環境の問題も最後はここに行き着くのではないかと考えています。
環境以外のすべてにこのことは当てはまるのではないでしょうか。右肩上がりの経済成長が低成長に変わり、人口が減っていく中で、政治、経済・社会についてもいままでのやり方ではうまくいかないことが明らかになって来ました。
例えばもうこれ以上便利さを追い求めないで、限られた中に喜びや幸せを見出すこといった新しい価値に基礎を置いてもう一度社会や経済政治のあり方を見直すべき時が来ていると私は考えています。

食品の賞味期限切れが社会問題になった昨年でしたが、私はいまの自公政権はもはや賞味期限が切れていると思います。あまりにも長く政権与党の座にいたためにしがらみや癒着でがんじがらめになってしまっています。
新年をみなさんが新たな気持ちでスタートするように、新しい仕組みを新しい政権でスタートさせるしかないのです。
そのような時代の大きな転換点に、私自身がその一隅を照らせるよう頑張りたいと思います。