折りたたみ自転車で日本一周 etc

Bromptonで休日を繋いで、日本一周を目指しています。 その他、趣味の魚釣りなどを綴っています。

ちょっと休憩- 「EVERNEW Tiアルコールストーブその2」

2013年10月26日 | ちょっと休憩

土曜日は釣りに行く予定でしたが、台風27号が来たために中止。
今年は天気にも見放されているようです。
土曜日の予定が無くなったので、先日買ったEVERNEW Tiアルコールストーブの改造をし
てみることにしました。

EVERNEWのアルコールストーブは、お気に入りの「笑's」のH-80というゴトクが使えません。
「笑's」のゴトクは三点でストーブやケトルを支えるので、筏の微妙に波打った板の上や磯の上
でも安定してお湯を沸かすことができます。
また、風防も兼ねているので、少しの風ならウィンドスクリーンをセットしなくても大
丈夫です。
何とかして「笑's」のゴトクを使えないものかとストーブを眺めていたら、いい考えが
思いつきました。
「笑's」のゴトクの爪にEVERNEWのアルコールストーブが引っかかるように、鍔をつける
ことです。

まずは、ホームセンターで金属用の卓上糸鋸の歯を物色。
金属用の卓上糸鋸の歯は鉄、アルミ、真鍮用です。
ステンレスは硬いし、真鍮は0.3㎜の薄い物しかなかったので、アルミの0.5㎜の板
を買いました。
アルミの板を◎の形に切ってストーブにはめ込めば、「笑's」のゴトクで使えるようになるはずです。
しかし、卓上糸鋸でアルミの板をうまく切り抜くことができませんでした。

何かうまく丸く切り取れるものはないかと探して、見つけたのがコンパスカッターです


本来は紙を切り抜くものですが、自作アルコールストーブを作ったときに、アルミ缶を
カッターナイフで切ったことがあるので、何とかなるでしょう。
くるくると何回まわしたでしょうか?

刃はあっというまにダメになりましたが、何とか◎に切り抜くことができました。

早速、ストーブにセットして、「笑's」のゴトクで燃焼テストをしてみました。
水の量は700cc、アルコールは60ccです。
ゴトクが熱を伝えるのか、1分で本燃焼に入りました。ゴトク無しよりも早く火力が強くなります。
ケトルの水が沸騰するまでは7分半、アルコールはまだ、半分ぐらい残っています。
 鎮火するまでは14分でした。風防があるので、燃費が良いのかな?
水の量はこの前よりも少し少ないのですが、満足できる結果です。

しかし、少し問題が・・・
ストーブのチタンと鍔のアルミの熱膨張率が違うのか、熱いうちにストーブを持ち上げ
ると、鍔が外れてしまいます。
もう一つは、EVERNEWはトランギアより少し小さいので
ゴトクの中でずれてしまいます。
 
 そこで見つけたのが車のマフラー補修用のパテ、耐熱温度は1000度です。
まさかストーブ本体が1000度以上になることはないと思うので、そのパテで鍔の下を肉盛りしました。


ちょっと改造するだけのつもりだったのに、けっこう手間とコストがかかってしまいました。