歌謡曲の作詞をしてみました。「わたしはあなたの花嫁」
1
わたしが あなたの 花嫁 白い花嫁衣装に 身を包む 防府天満宮は紅梅が少し まだ少し あなたが わたしの 片手の指にふれる もう片方には 唐傘 たったひとりの花嫁と たったひとりの花婿と 残っているのは澄んだ二月の 風の空 神宮の石段を登る
2
わたしが あなたの 花嫁 下駄の鼻緒が小雪に 濡れている 防府天満宮の丹塗りの楼門 越えました あなたと わたしが 越えて行く白砂には まだ深い根雪 立ち止まる たったひとりの花嫁と たったひとりの花婿と 招いているのは丘の向こうの 籤の吉 拝殿の奥には鏡
3
わたしが あなたの 花嫁 花嫁になりましたよ 戻れない 防府天満宮の鳥居の下には 瀬戸の海 あなたと わたしは やっとやっと出遭ったばかり 潮路のまぶしさ 振り返る たったひとりの花嫁と たったひとりの花婿を 祝っているのは鳳凰と龍 巫女の舞い 太鼓が幾度鳴ったやら
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曲が欲しいなあ。
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