いまを生きている。これ以上の「いいこと」があろうか。
すうすうすうと息を吸ってみる。下腹がぽっこりふくらむ。
すすすうと吐いてみる。たしかに生きている。
いまを生きている。これ以上の「いいこと」があろうか。
すうすうすうと息を吸ってみる。下腹がぽっこりふくらむ。
すすすうと吐いてみる。たしかに生きている。
そろそろ午後4時。日が陰りを帯びて来ている。そろそろ畑に出て行こうかな。
今日も暑かった。30℃を超えていた。明日で9月が閉じるというのに。
夏がしつこく続いたので,その分、秋が先送りされてしまった感じだ。
毎日、夕方の水遣りが欠かせない。畑に植え替えた白菜苗にはどうしても水を遣ってあげたい。白菜苗は1ポット68円で買ってきた。
9月初めに、プランターに種蒔きしたさまざまな秋野菜はまったく発芽しなかった。発芽に必要な条件を満たさなかったからだろう。
オトコは抱く者、オンナは抱かれる者。そんなことはあるまい。しかもいまは男女同権。入れ替わってもいいだろう。オンナはオトコを抱く者。オトコはオンナに抱かれる者。
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母親はオンナの人であった。小さいわたしを抱いてくれた。母親のようなおんなの人が欲しくなる。
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色恋のふたつわたしに添い寝する
抱かれたや雲のおんなのふんわりと
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わたしの川柳作品。
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ふんわりとしているものがあると、こころがよろよろになってしまう。よろけてしまう。やさしいおんなの人に思えてしまう。白い秋の雲が祇園山の上あたりに来て、わたしを見ていてくれている。浮かんでいって、すっぽり抱かれたらよかろうと思う。
愛されて空を愛して此処に立つ
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わたしの川柳作品。
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空を愛している者は空に愛される。愛されて空を見上げて立つことができる。
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人を愛している者は人に愛される。愛されている人になって、愛する人を見ていることができる。
死ぬまでを人恋うてをり月見草
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暑い夏。夕方から月見草が咲いた。月の光を静かに受けている。
わたしは、もうすぐ死のうとしているというのに、まだあの人を思っている。
恋しい。月見草になってここに居てほしいと思う。
人を恋わなくても死んで行けるのに、愚なるかな愚なるかな、まだやさしい人の面影を追っている。
人を思うとこころの奥のおくつきどころがあたたかくなる。
色欲の色(しき)のやさしや茄子の花
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わたしの俳句。色欲は強欲。強欲なのに、その色(いろ)がやさしい。薄紫の花が咲いて茄子が実る。
色は色香を放つ。とそこに、虫が吸い寄せられる。人も吸い寄せられる。そこで生命を持つものの目的が達せられる。
9月が終わろうとしているというのに、秋茄子の花がまだ咲いている。
分け隔てなく施しをする大地
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新聞投稿のわたしの川柳が、入選を果たしていた。嬉しい。
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大地の産物である秋茄子、ピーマンピーマンが絶えない。来る日も来る日も収穫できる。
施しをしてくれる。誰にでも分け隔てなく。このよぼよぼの耄碌お爺さんにも。
大地は無欲だ。自己所有せずに、施しに徹している。
生きている今日を嬉しくさせる秋
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わたしの新聞投稿の俳句。入選していた。驚いた。ストレートで、分かりやすかったからだろうか。
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秋が来ている。夜明け方は気温が下がってひんやりする。
この爽やかな日に、わたしが生きていられることが嬉しくなる。
視力が落ちて落ちて、パソコンの文字が見えずらい。拡大鏡で拡大しても、なお。
で、ブログの文字サイズを大きくしてみた。うん、これでいい。
11月には白内障の手術を受けることにした。両眼とも。これに賭けよう。
かといって、運転をしているときには、フシギフシギ、視界ははっきりしていて、支障がない。