<おでいげ>においでおいで

たのしくおしゃべり。そう、おしゃべりは楽しいよ。

万葉集 弓削の皇子の歌を読む 人は雲ではいられない

2019年11月28日 17時49分15秒 | Weblog
滝の上の三船の山に居る雲の常にあらむとわが思(も)はなくに    弓削皇子 万葉集巻の3

弓削皇子は天武天皇の第6皇子。吉野に遊ばれたときの歌。

滝の上の三船山には雲が懸かっている。滝から落ちる水が霧となって、空に昇って行き、雲となる。それが常に、このように勢いよく懸かっている。それに引き替え、わたしはどうだ。わたしを思ってみると、常にこうして勢いを増した雲のようにしてはいられないようだ。

弓削の皇子は政争に敗れた人物。文武天皇3年に崩御されている。

人の命は、雲ではない。雲も、生まれて消えて、儚いが、途絶えることがない。滝に水が流れていれば、滝水が霧になって上昇する。そして雲として山に懸かる。弓削の皇子は一人しか居ないから、雲のようには行かない。雲には名前がないのだ。だからわたしという一人を主張することがないのだ。自然界は姿を変えて連続して行く。人間といっても、自然界の一部だから、姿を変えて連続していることに違いはないのだが、人間は名を持つ。個体を尊重する。「わたし」を持つ。そこに憂いがある。感激もあるが憂いもある。

悲劇の皇子の歌を掲げる万葉集を読みながら、僕は、そんなことを考えてしまった。脱輪である。
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我が家の裏手に椎茸の原木がずらり

2019年11月28日 13時12分24秒 | Weblog

我が家の裏手に並べてる椎茸の原木です。日陰に置いています。時々水やりもしています。友人にいただいた原木です。二本は買い求めて来ました。

右端の原木に小さい椎茸が発芽しています。まだ小指の先くらいです。

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庭先のもみじが赤く染まって来ました

2019年11月28日 13時02分01秒 | Weblog

我が家の庭先のもみじが、赤く染まって来ました。今日は寒い風が吹いています。

 

でも、あんまりキレイな出来上がりではないみたいだなあ。このまま散ってしまうのかなあ。

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冷たい風が吹いているよ

2019年11月28日 12時25分16秒 | Weblog
冷たい風が吹いている。寒い。それでも畑に出ていた。中生の玉葱苗100本を畝を作って植え付けた。寒い風に吹かれながら、お昼になった。では、おいしくご飯を食べよう。
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あり得ないことがわたしにもあり得ている

2019年11月28日 08時50分28秒 | Weblog
雨が上がっています。爽やかな朝が訪れてきています。わたしにも。わたしを見放すことなしに、わたしにも。そしてわたしをも、爽やかにしてくれています。あり得ないことにも思えて来ます。<あり得ないことがわたしにあり得ている>というのは不思議な感覚を呼び覚まします。

東の空からまばゆい光が届いて来ます。それが庭や畑を明るくしています。畑の野菜たちはまだ雨に濡れたままです。雨滴が光を反射させて光ります。庭の一隅には真っ赤な冬のダリアが咲いています。目が覚めるようです。九条葱はすんすんすんすんと茎を伸ばしています。
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