このごろずっとブログを書かないでいた。
その間もここへ訪ねてきて下さっていた方があった。
有り難いことだった。お礼を申し上げます。
*
さっき書いて投稿した「床座施」の作品は産経新聞一面の「朝の詩」に投稿したもの。
もちろん、これも落選をした。
*
人は誰でもこの一番いいこと(=床座施)をして死んでいけるのだ。
*
死者:「お待たせしました。わたしのこの位置をあなたにお譲りします。はいどうぞ」
生者:「あなたの位置を譲り受けます。さあ、これでスタートできます。有り難うございます」
死者は、舞台裏手に引っ込む。
生者は、この世という明るい舞台に登場して来る。
死者が観客席に歩いてきてここに座る。ここは暗くしてある。舞台がよく見えるように、である。
観客席から、死者たちという観客が、生者の舞台を観ながら、感動をし始める。
感極まって泣いている人も居るし、おかしくなってついつい笑い出している者もいる。
でも何度も何度も拍手がわいている。そうやって応援が続く。
生者の位置があまりに明るいし、死者の観客席は暗いのでなにも見えていないので、
生者たちはすこしも死者の応援の声にも気づかない。顔を見ることもない。
その間もここへ訪ねてきて下さっていた方があった。
有り難いことだった。お礼を申し上げます。
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さっき書いて投稿した「床座施」の作品は産経新聞一面の「朝の詩」に投稿したもの。
もちろん、これも落選をした。
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人は誰でもこの一番いいこと(=床座施)をして死んでいけるのだ。
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死者:「お待たせしました。わたしのこの位置をあなたにお譲りします。はいどうぞ」
生者:「あなたの位置を譲り受けます。さあ、これでスタートできます。有り難うございます」
死者は、舞台裏手に引っ込む。
生者は、この世という明るい舞台に登場して来る。
死者が観客席に歩いてきてここに座る。ここは暗くしてある。舞台がよく見えるように、である。
観客席から、死者たちという観客が、生者の舞台を観ながら、感動をし始める。
感極まって泣いている人も居るし、おかしくなってついつい笑い出している者もいる。
でも何度も何度も拍手がわいている。そうやって応援が続く。
生者の位置があまりに明るいし、死者の観客席は暗いのでなにも見えていないので、
生者たちはすこしも死者の応援の声にも気づかない。顔を見ることもない。