goo blog サービス終了のお知らせ 

<おでいげ>においでおいで

たのしくおしゃべり。そう、おしゃべりは楽しいよ。

よろこんでいいときにいるのなら

2014年02月15日 11時32分07秒 | Weblog
産経新聞「朝の詩」投稿作品 第7回
2013年11月7日 投函

*******************

 「チャット」

よろこんでいいのなら
よろこぼうよろこぼう
できるだけの腹一杯

はい
ではそういたしませう

よろこんでいると
ふわりふわり
軽々といたしますね

秋も深くなって
城原川の土手の尾花が
雲とチャットしていた

*******************

もちろん落選だった。



尾花と雲がおしゃべりをしていた、って想定をしてみた。

何をおしゃべり?

この世のことを何から何まで全部
腹一杯になるまでよろこぼうって。



腹一杯よろこぶとどうなるの?

うん
ふわりふわりする

たったそれだけ?

うん
軽くなれるんだ

軽くなってどうするの?

うん
よろこびのなかへ
消えてしまえるんだ



法華経に仏さまの国での食事のことが書いてあります。

「法喜食」と「禅悦食」のことです。

「法」は宇宙の成り立ちと働き、秩序と調和のこと。
「禅」は禅定。静かな時間のこと。
よろこびを食べて味わう時間。

仏さまの国に行けばそこではみなさんが
よろこびを食事にして過ごしておれらます。

でも仏さまの国まで出掛けていかないでもいいのです。

ここでも
静かな時間はありますし、
秩序と調和を保っている宇宙を感じて安心安堵することもできます。



よろこんでいいときにいるのなら
そうしていたい
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする