juntarouじいじの日々是好日

保谷障害者福祉センターの卒業記念に「じいじにも出来るよ」と言われて始めたブログ、早いもので、もう19年目に入りました。

平櫛田中彫刻美術館

2017年02月23日 | 音楽・オペラ・美術






飾ってあった色紙に「いまやらねば いつできる わしがやらねば たれがやる」平櫛田中翁98才の時の言葉だそうです。99歳の時には「六十 七十ははなたれ こぞう おとこざかりは 百から 々々々」と。凄いですよね。
youkoさんから情報を頂いたので昼前に美術館へ「駐車場お願いできませんか」と電話をしてみたら、予約は出来ないけれど多分大丈夫でしょうとの事だったので、それでは行って見ようと、出かけて来ました。家から25分位でしたね。裏の方に行くと2台分の駐車スペースがあり、1台止まっていましたがOKでした。
美術館の裏口から中へ。車いすで1階2階、B1、と「ロダンと近代日本彫刻展」などの展示室を見て回りました。エレベーターも車いす用トイレも完備されていました。ロダンの作品の他、田中翁の作品は勿論長崎の平和祈念像で知られる北村西望や十和田湖畔の乙女像の高村光太郎の作品などもありました。ゴヨーツツジさんが仰っていた佐藤忠良の「群馬の人」も。佐藤忠良って彫刻家、私はあまり知りませんでしたが、ゴヨーツツジさん、何でも良くご存知ですね
107歳で亡くなった田中翁が小平へ家を建て、越して来たのは昭和45年98歳の時だったそうです。その旧宅が田中記念館として残されており、入り口の所の庭に、100歳の時に九州から買い付け、結局は使われることがなかった大きなくすのきの一部が鎮座しているんですよ。直径1.9m、重さ5トンだそうで、現物を目の前にすると、その大きさに圧倒されますね。邸内では田中翁の愛用品などの展示とお雛様の展示がされていました。庭の梅が丁度見頃でしたね。垂れ梅は少し盛りを過ぎたようでしたが、十分に手入れをされた白梅に紅梅、とてもきれいでした。室内は撮影禁止でしたが、お庭は「どうぞ」と言う事で、沢山撮って来ました。何の鳥か、分かりませんがチイ、チイ、と鳴きながら小鳥も飛んできていましたが、コンパクトカメラではどうにもなりません(*^_^*)

美術館と記念館で1時間20分位いたでしょうか。甚五郎で少し遅いお昼を食べて帰って来ました。

キューリー夫人のコメントにあったアイスランドに住む鳥「パフィ」って、こんな鳥なんですね。キューリー夫人の博識ぶりに何時も感服しております。

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2 コメント

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ピアノのお勉強は来週で終わり、毎日の練習に耐えられなくなって (きゅりー婦人)
2017-02-24 09:05:37
じいじ様、平櫛田中翁の言葉ではないですが、「いま行かねば いつ行ける 折角ごようつつじ様とyouko様から情報を貰ったのに わしが行かねば たれが行く」ですね。お蔭で、私も元気を貰いました。じいじ様もまだ鼻たれ小僧のようですのでこれからも頑張って下さい。
室内が撮影禁止だったのは残念ですが、この庭は綺麗で特に紅白の梅が見事ですね。じいじ様が上手に写真を撮られたせいかもしれないけど。またこの巨大なクスノキも見事ですね。私の母の実家(新潟)にあった大きな銀杏の木が有名料亭に買い取られ「大きな大きなまな板」になった話を思い出しました。
じいじ様、可愛いパフィンの写真ありがとうございます。私のTシャツのパフィンもこんなに可愛かったらもう少し皆に注目されもう少し長く着ていた筈です。
この4月からのお勉強は、結局「美術館めぐり」と「鈴木治彦のおもしろ・ザ・歌舞伎」にしました。草枕や詩吟は次回ということに。これもこのじいじ様のブログせい?
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平櫛弘子さん (ごようつつじ)
2017-02-24 13:51:07
じいじさまが田中彫刻美術館へ行って来られた昨日2月23日は、田中さんの145回目の誕生日だったんです。
昨日のラジオ深夜便の「明日への言葉」に、田中さんのお孫さんの平櫛弘子さん(田中彫刻美術館の現館長)が出演されていて、「祖父田中が残したもの」と題して、インタビューに答えられていました。

玄関前にある大きなクスノキ、あのようなクスノキが30本位おかれていたとか、横山大観の眼や武原はんの顔や髪型を形にしたいと言っていたとか、あちらこちらに散っている作品を探しあて集めるためのご苦労話など、興味深いお話がいっぱいでした。

きゅりー婦人さまは、ほんとうにお勉強がお好きなんですね。
博識のもとは、やっぱり日々のお勉強ということでしょうか。

パフィンという鳥、初めて知りました。
自由学園のリビングアカデミーで一緒の人で、正月休みにアイスランドにオーロラを見に行って来た人がいます。彼女は東久留米バードウォッチングの会の会員で、いつも鳥の話をしていますが、パフィンのことは言っていませんでした。
明日この写真を見せてあげようと思っています。
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