juntarouじいじの日々是好日

保谷障害者福祉センターの卒業記念に「じいじにも出来るよ」と言われて始めたブログ、早いもので、もう19年目に入りました。

毎日書道展

2019年07月11日 | 健康・病気


今年の梅雨は何だか長いですね。今日も雨模様。日照時間が短くて野菜が高いんですってね( ◠‿◠ )
今日、六本木の国立新美術館へ出かけて来ました。そうそう、先日ゴヨーツツジさんが休館日に足を運ばれたとか、東京都美術館とか、大概月曜日が休みの所が多いんですが、ここは火曜日が休館日なんですね。車で行きましたが、新美術館の障害者用駐車場は事前に頼んでおく必要はありません。西門に行って、守衛さんに手帳を見せてお願いすればOKです。

出かけた目的は二つ。一つは昨日から始まった毎日書道展です。ばあばのお友達のKさんが、今回「毎日賞」を受賞されたのと、ばあばが通っている書道教室のお二人の先生の書が入選されて展示されているので、こちらは、ばあばのお供です。
毎日書道展は、応募数が約32000点にも及ぶ内容・規模において日本最大の書道展で、今回が第71回。「毎日賞」受賞と言うのは大変なことのようです。

上の写真の左側が、Kさんの書、「敬」です。文字数が1字か2字を大きく書く書を「大字書」と言うんだそうで、相当太い筆で、力もいりますね。右の方は、Kさんが長年師事している書家、矢萩春恵さんの書「薫」です。以前、銀座和光で開かれた矢萩さんの個展には2度ほど出かけたことがあります。矢萩さんの後援者の中には安倍さんのお母さんもおられるようです。


ばあばの書道教室の先生お二人の書。左の字は「熊」のようにも思えますがどうですかね。右の字は、わたしにはさっぱり( ◠‿◠ )

薄い墨のことを「青墨(せいぼく)」と言うんですね。ぼかしが何とも言えません。書の事は良く分かりませんが、展示されているどの作品も素晴らしいことだけは確かです。



お昼になったので、3階のレストランで食事をしてから企画展の「ウイーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道」を鑑賞して来ました。
「世紀末」と呼びますが、19世紀末から20世紀初頭、ウイーンでは絵画や建築、デザインなどそれぞれの領域を超えた新しい芸術を求めた、ウイーン独自の装飾的で煌びやかな文化が開花。絵画ではクリムトやシーレが代表者ですね。「世紀末文化を近代化・モダニズムへの過程と言う視点からひもといた展覧会」でした。
上はクリムトの「エミーリエ・フレーグの肖像」、1902年、クリムト40才の時の作品。縦178㎝、横80㎝。カメラOKだと言うので横からですが撮って来ました。
絵画だけでなく、当時ブルジョア階級で使われた家具や食器、それにドレスなども展示されていて、そのデザインが、とてもモダンなのには少々驚きでした。

2時過ぎに新美術館を出て、六本木通りから溜池、四谷、新宿を通り帰って来ました。行き帰りともあまり渋滞はなかったですね。

話はなんですが、キューリー夫人のコメントで、R君の、テレビ神奈川での開会式放送の前日に、神奈川県在住の何人かの人に「ぜひ見てね」と「じじバカメール」を送っていたことがばれちゃいました( ◠‿◠ )
写真は全部テレビ画面を見ていて、R君が写ったら連写で撮ったものです。これだけでも相当のじじバカ者ですね( ◠‿◠ )

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2 コメント

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書道に全く無知な私のコメント、失礼あればご容赦 (きゅりー婦人)
2019-07-12 10:04:35
こうして素晴らしい作品を見せて戴いても、正直私にはその素晴らしさがよく判らないのですが、どうしてでしょうね。多分、書道のことを何も知らないからでしょうね。でも、こんな作品がお花と一緒に床の間に飾ってあったら、「素晴らしい作品ですね、これはあなたの作品ですか」とおべっかを使いそうですが。

これらの作品は何れも漢字1字ですが、折角のその1字が読めないと駄目だと思うのですがどうでしょう。例えば、ここにある「敬」や「薫」なんかは人名にもあるので、その人とその書家との関係まで連想してしまいます。お孫さんの名かなそれとも○○〇かなと。

また、こんなことを言って良いものか悩みますが、こんな書体の漢字1字だけでは、この書家の方が本当に字が上手かどうか判らないような気がしますがどうでしょう。でも、奥様の先生方ですので、間違えても年賀状などはパソコンではなく手書きと思いますが。

また、こうした作品の中には、空海でさえ字を間違えるぐらいですので、偶には間違いの字もあるのでしょうね。空海は、「応天門」という門の額の字を書いた際に「応」の字の点を打ち忘れ、墨のついた筆を下から額めがけて投げつけ、足りない点を補ったといいますが。

所で、前回のR君の写真はじいじ様がテレビ画面を直接連写されたものだそうですが、今回の写真(含むクリムトの作品)もじいじ様が写されたものですよね。昔は日本の美術館などでは写真は駄目だったのですが、最近スマホで写している人をよく見かけます。監視している人も注意しません。日本も漸く海外並みになったのでしょうか。
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Unknown (ごようつつじ)
2019-07-13 11:45:56
「引き出しで暑中見舞が肩すくめ」
今日の朝刊の川柳投稿欄にありました、
7月になっての日照時間は5、2時間とか、お日さまの顔が見たーい!です。

川柳欄のとなりに、甲子園を目指してがんばっている三男坊を応援している愛知のおかあさんの投稿文がありました。
じいじさまも、きつと同じようなお気持ちなんだろうなと思いながら読みました。

休館日に行ってしまつた国立新美術館、6日(土)に出直して行ってきました。

奧さまのお友だちの作品、すごいですね。
この作品ができるまでどれだけ書かれたんでしょう。

自由学園の書道の先生たちの同人展は、これまた大作揃いでした。
自由に選んだ詩や文章を書いていました。
ほとんどなんと書いてあるかはわかりませんでしたが、見ているとなんだかいい気持ちになっていました。

先生の先生の17回忌ということで、その先生が書かれているビデオを観ていると、音楽を聴いているような感じがしてきました。
石川九楊さんが、イトイさん(糸井重里)との対談の中で、西田幾太郎が「書は音楽だ」と言っている、「書とは、無声の音楽なんです」、だから「書を鑑賞するとは、書家の奏でる音楽を聴くことです」と語っていたことを思いだしたりしました。
とにかく大作いつばいで、会場を一巡したら、「ウィーン・モダン展」に行くエネルギーはなくなつていて、ショップでボストカードを買って帰路に。

しかしミッドタウンで一服したら、ちょっとエネルギーが回復したので、銀座に出て、ギャラリーゴトウへ。
ギャラリーゴトウは、じいじさま御用達の銀座アスターの斜向かいです。
「谷川俊太郎の世界を描くー絵の内と外ー」展を観て、ホコ天をブラブラしながら有楽町駅へ。
途中で、銀座の人たちが短冊つきのうちわを配っていたのでもらつて、短冊に願いごとを書いて、MIKIMOTO前の笹につけてきました。

相変わらず、都心の地下で「山登りもどき」をやっております。
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