徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

千人灯籠踊り ~ 2011 山鹿灯籠まつり ~

2011-08-16 23:39:17 | 熊本
 今夜は山鹿灯籠まつりを母、家内、孫娘のみわと4人で観に行く。あいにく雨が降ったりやんだりの空模様で、どうなることかと思ったがなんとか最後まで観ることができホッとした。ただ会場の山鹿小学校グラウンドは泥濘状態で踊り手の灯籠娘たちには気の毒だった。桟敷は他府県からの観客も多く、全国から注目される祭りであることを考えると、やっぱり全面芝張りの会場を考えてもいいのではないか。千人灯籠踊りは相変わらずの素晴らしい幽玄の世界を繰り広げた。今年は昨年よりもプログラムや演出がコンパクトに練り上げられていたようで、主催する山鹿の皆さんのたゆまぬ努力を感じた。


お盆休み(その3)

2011-08-15 23:28:32 | その他
 今日は一日雨が降りやまず、孫たちをプールにでも連れて行こうと思っていた計画は取りやめた。そんな中、宮崎の長男夫婦が帰って来て、久しぶりに兄弟家族が揃った。しかし、明日から仕事が始まる長男夫婦は夕食後、雨の中をそそくさと宮崎に帰って行った。30年くらい前、僕は東京在勤中だったが、夏休みに入ると息子たちを「ジュニア・パイロット」で先に熊本に帰し、盆に僕と家内が帰省して合流、盆明けに一緒に連れて帰るという過ごし方をしていた。息子たちにとっては結構長い期間、祖父母や叔父叔母たちと一緒に過ごすわけで、当然別れるのは名残惜しくなる。熊本空港で祖父母たちと別れる時までは気丈に振舞っていた長男が、飛行機が離陸して空港が見えなくなると、毎回必ず声を押し殺して泣いていたのを懐かしく想い出す。


お盆休み(その2)

2011-08-14 23:48:20 | その他
 昨夜からの雨、鹿児島地方も雨の予報を聞きながら出発。9:01発の往きの新幹線は「みずほ」だったので、まぁ早いこと!熊本-鹿児島中央間がノンストップでわずか45分の旅。鹿児島にはこれまで何度も旅しているので、その距離感の違いにはビックリ。夏休みの自由研究のテーマにしようというみわはノートにトンネルの数などをメモしていたが、あっという間に到着した。鹿児島中央駅からはバスで「かごしま水族館」に直行。館内をくまなく観て回り、お目当ての「イルカショー」が終わったのはもう12時半。またバスで天文館へとって返しレストランで食事。食事の後は歩いて城山下の「かごしまメルヘン館」へ。中で遊んだり観て回ったりしているうちに結構いい時間になったのでバスで鹿児島中央駅へ戻る。土産物を買い込んだ後、17:26発の帰りの新幹線「つばめ」に乗る。みんな疲れたようだが天気もなんとかもってくれたし、それなりに楽しめた一日だった。




お盆休み(その1)

2011-08-13 20:36:19 | その他
 昨夜帰省した次男一家とともに朝から墓参りに行った。数か月ぶりの孫たちの成長は早い。前回会った時よりさらに運動量が増し、付き合って動いていると、こちらは30分も経たずにヘトヘト。墓参りの後、フードパルに回ってみんなでソフトクリームを食べた。ふと時計を見るとまだ10時。こりゃ一日大変だなと思いながらも、明日の鹿児島行きのことを考えると空恐ろしくなってきた。


九州新幹線で鹿児島へ!

2011-08-12 22:07:42 | 熊本
 盆休みでやって来る孫たちをどこへ連れて行こうかと昨日まで悩んでいたが、結局、新幹線で鹿児島まで行くことにした。僕も家内もまだ九州新幹線には乗ったことがないし、ちょうどいい機会だ。早速昨日、熊本駅まで切符を買いに行った。ついでに意味もなくホームまで上って確認したりして。姉のみわは宿題の自由研究のテーマもまだ決まっていないようなので、新幹線でもテーマにするか、と思っているところだ。問題は鹿児島でのスケジュール。かごしま水族館だけは決めているのだが、日帰りなので無駄な時間を過ごさないようにもしなければならないし、かと言って子供には興味のない史跡ばっかり巡ってもしかたないし、また頭を悩ませているところだ。


日本は本当に強くなったのか? ~ サッカー日韓戦を観て ~

2011-08-11 16:26:24 | スポーツ一般
 各メディアも昨夜の日韓戦大勝の余韻に浸っているようだ。一見、すぐ近くに迫っているワールドカップ予選も見通しは明るいように見える。しかし、本当にそうだろうか。昨夜の試合は日本の選手たちにとって自信になったことは間違いないだろうが、あくまでも参考記録的な見方をした方がよさそうな気がする。日本はホームゲームであることに加え、韓国選手たちとは明らかにモチベーションに差があった。日本側は松田選手の弔い合戦という動機があったし、一方の韓国側はKリーグの八百長問題もあり全体的にモラールダウンしている時期でもあったろう。だからこの試合だけを見て韓国よりも優位に立ったとは言えないと思う。思い起こせば37年前、日韓定期戦で日本は4-1と大勝した。この試合のことは今でもよく憶えているが、銅メダルを獲ったメキシコ五輪のアジア予選の時でさえ勝てなかった韓国を、ヤンマーでもコンビを組んでいた釜本とネルソン吉村の大活躍で一蹴し、大いに溜飲をさげたものだ。釜本が得意の右45度から右足で強烈な一発を蹴り込んだ時などは、これでしばらく韓国には負けないのではないかとさえ思った。ところがそれ以来韓国には全然勝てなくなってしまった。ザックジャパンがそんな前例は全く関係ないような快進撃を見せてくれれば嬉しいのだが。

カラーに口紅 ~ コニー・フランシス ~

2011-08-10 20:55:26 | 音楽芸能
 今朝、合志に向かう車の中でラジオからコニー・フランシスの「カラーに口紅」の軽快なメロディがが流れてきた。以前にもブログに書き込んだ覚えがあるが、僕は今でも女性ポップス歌手で一番好きなのはコニー・フランシスだ。この「カラーに口紅」は僕が中学2年か3年の頃ヒットした曲で、必死で歌詞を憶えた想い出がある。だから今でもほとんど歌詞を憶えている。

When you left me all alone at the record hop
Told me you were goin' out for a soda pop
You were gone for quite a while half an hour or more
You came back and man oh man, this is what I saw
Lipstick on your collar told a tale on you
Lipstick on your collar said you were untrue
Bet your bottom dollar you and I are through
'Cause lipstick on your collar told a tale on you! Yeah!
・・・・・・
 この頃のポップスはシンプルで実にいい!



今日の話は昨日の続き・・・

2011-08-09 21:49:35 | 時事
 「今日の話は昨日の続き、今日の続きはまた明日」このセリフは僕の学生時代、先日亡くなった前田武彦さんがラジオ関東で、大橋巨泉さんや冨田恵子さんと一緒にやっていた番組「昨日の続き」の決まり文句である。毎晩この番組を聴いてから寝るのが日課となっていた。この当時はただ聞き流していたに過ぎないが、最近とても深いなぁと思うようになった。今起こっているあらゆることが、数十年、数百年、数千年前の人間が行なったことの結果として起こっているのである。
 今日は66回目の長崎原爆の日だった。折しも今年は東日本大震災が起こり、それは福島の原発事故へとつながった。日本人は今また核の恐怖に曝されている。われわれ現代に生きる日本人は極めて重大な岐路に立たされていると言っていいだろう。われわれの子孫たちが安全で幸せな暮らしができる世の中を築くため今間違った判断は許されない。今日の話は明日へ、さらに明後日へと未来永劫に続いてゆく。

印象派の誕生 ~ 天才たちの系譜 ~

2011-08-08 22:11:50 | その他
 来月、楽しみな展覧会が始まる。熊本県立美術館が開館35周年を記念して開催する「印象派の誕生」という展覧会だ。「印象派」というのは、19世紀後半、フランスに起こった絵画の新しい表現の運動で、モネやルノワールらに代表されるように、それまでの写実主義から、見たまま感じたままを自由に表現しようという革新的な試みを行い、絵画芸術に変革をもたらした人たちのことだ。国内外の著名な美術館からやって来る、19世紀フランス絵画の名品約80点が一堂に公開される。特に僕が大好きなルノワールの作品の実物が観られるのは何よりも楽しみだ。
※下の絵は、ルノワールの「泉」と「黒い帽子の娘」

※関連記事
 http://blog.goo.ne.jp/np4626/e/e68d92da02b930205e11376e04a97001

 

ザ・わらべ ~ 座頭市 ~

2011-08-07 21:55:49 | 音楽芸能
 子ども舞踊団「ザ・わらべ」は次々と新しい曲にチャレンジし、レパートリーを拡げていっている。いったいどうやって憶えているんだろうと、いつも感心させられるが、今夜、植木町で行われた「植木町はってん祭」で初めて披露したのはなんと、あの北野たけし監督の映画「座頭市」のラストシーンで話題になった「下駄タップダンス」をモチーフにしたアップテンポな舞踊。指導する中村花誠先生のチャレンジングな姿勢には恐れ入る。「ザ・わらべ」の新しい一面を見た気がしたが、残念ながら今夜はリーダーのくるみちゃんが学業のため欠席、かえちゃんとあやのちゃんの二人での演舞となったが、またいつか三人そろった「座頭市」を見てみたい。



消えた女子フットボーラーを悼む ~ なでしこフィーバーの陰で ~

2011-08-06 23:48:50 | スポーツ一般
 つい先日まで、東日本大震災による悲劇の中に、遠く離れた熊本にもこんなに悲しい話があるとは知らなかった。それはかつて益城ルネサンス熊本FC女子サッカーチームに所属し、中心メンバーとして活躍していた佐藤恵利子さんが大津波にさらわれて亡くなっていたというのだ。彼女は宮城県の聖和学園高校の出身で、卒業と同時に熊本にやってきたチームの創立メンバーだそうである。2007年まで約10年ほど在籍し、その後、宮城県に帰っていたらしいが熊本への愛着は強かったらしく、その後も度々熊本を訪れていたそうだ。3月11日の大津波の後、行方がわからなくなり、3週間後に遺体がご家族によって確認されたという。僕は彼女のことはこの話を聞いて初めて知ったのだが、なぜか涙が止まらなかった。遠い熊本まで遥々来てくれてありがとう、と心から言いたい。

松田選手の死に想うこと

2011-08-05 15:27:58 | スポーツ一般
 昨日亡くなったサッカーの松田直樹選手は、横浜マリノスや日本代表時代に個性の強い選手だと聞いていた。その身上は「意気と気合」だったようである。死因が心筋梗塞と報じられているが、サッカーのように心肺機能を酷使するスポーツの選手で心臓に問題を抱えた選手は意外と多い。かくいう僕も水球の現役選手だった大学時代、いつも心臓に不安を抱えていた。いわゆる「スポーツマン心臓」というやつで、それ自体は病気ではないが、1分間に40足らずしか脈拍が打たず、時々、期外収縮というか、不整脈を起こすのが悩みの種だった。練習中に不整脈が起こると体中の力が抜けてしまい、練習にならない。医者にも診てもらったが、「スポーツマンには多いんだよ」のひと言で特に治療もされなかった。大学を卒業して水球をやめたら、そんなことはすっかり忘れてしまった。しかし、これが心臓肥大などの症状があると危ないと聞く。松田選手もそんな症状があったのかもしれない。松田選手の早世は残念ではある。しかし、僕はあえて、先日亡くなった原田芳雄さんが、ドラマ「火の魚」で言ったセリフを松田選手に送りたい。
「たとえ短くとも、俺はお前を哀れまない。心配するな。俺とて後に続くのにそんなに時間はかからんさ」

野林祐実4位! ~ 北東北高校総体女子100m ~

2011-08-04 17:15:09 | スポーツ一般
 岩手県北上市で行われている北東北高校総体の陸上競技は、今日、男女の100mが行われ、熊本期待の野林祐実選手(九州学院)は12秒05のタイムで4位という成績だった。決勝レースだけがEテレで放送されたが、スタートで出遅れた野林は後半よく追い込んだが、3位と同タイムながら着順判定で4位となった。今年は春先から調子が上がらず、この高校総体も決勝進出は厳しいかもしれないと思っていたが、最後に実力の片鱗をのぞかせた。彼女にとってはいい経験を積んだ大会になったのではないだろうか。まだ今年は国体も残っているが、気負わず伸び伸びと走ってほしい。ちなみに優勝は野林と同じ高校1年の土井杏南(埼玉栄)でタイムは11秒88。

「山鹿灯籠まつり」ポスター

2011-08-03 21:53:03 | 熊本
 熊本ではこの季節になると、人の集まる場所で必ず見かけるポスターがある。それは8月15・16日に山鹿市で行われる「山鹿灯籠まつり」のポスターだ。このポスターは天草出身の鶴田一郎さんというグラフィックデザイナーの手によるものだ。鶴田さんは某化粧品の広告に採用されて一躍有名になった人だが、今日では美人画の第一人者として多くのファンを持つ、いわば現代の“浮世絵師”とでも言ったらよいだろか。街角で見かけるとしばらくじっと見入ってしまいたくなる不思議な魅力を湛えている。


今年度のポスター

 
平成11年度のポスター             平成22年度のポスター

あ~ 夏まつり! ~ 北岡神社祇園まつり ~

2011-08-02 21:45:33 | 熊本
 今夜は北岡神社の夏まつり「祇園まつり」に行った。北岡神社は平安時代中頃に創建された古い由緒ある神社で、これまで何度かお詣りしたこともあるし、普段も傍をよく通るのだが、お祭りに来たのは今日が初めてだ。今夜は子ども舞踊団「ザ・わらべ」が踊るというので足を運んだのだが、やっぱりお祭りとあって観客はアルコールが入っているせいなのか、いつものステージよりも観客のノリが良く、大いに盛り上がった。「ザ・わらべ」の後、いろんな婦人グループなどがステージに登場し、創作ダンスやフラダンスなどを披露したが、その中のあるグループに僕の姉がいるのを見てビックリ。思いがけなく姉のダンスを鑑賞する羽目となった。