食道楽は国境をこえて。

フランス・パリでの生活
おいしいものと、楽しいことに囲まれて…

Restaurant l'Assiette Champenoise レストラン・ラシェット・シャンプノワーズ

2014年05月10日 | 外食 レストランとか
シャンパーニュ地方、ランス滞在。

一番行きたかった所のひとつ、



Restaurant l'Assiette Champenoise レストラン・ラシェット・シャンプノワーズさん




フランス最高峰のグルメガイド、ギド・ミシュラン。

3ツ星、2ツ星、1ツ星。

そして、その他のグルメなレストラン&ビストロを紹介するガイドブック。



毎年発売される時期には、

“今年の3ツ星は

なんて、食事好きな方たちの中で話題に上る。

本家フランスの注目度は世界中から



そんなミシュランガイドで、今年、唯一の3ツ星昇格となったのが、ここ、ラシェット・シャンプノワーズさん

去年、別な媒体で、“2013年・今年最高のシェフ”の栄誉を獲得されたこちらのシェフ。

3つめを獲得されたのは、当然の流れ



ランスの中心部からは、バス1本、タクシーでも10分位で着いちゃう。

建物を引きで撮ると、



こんな感じ。

左の平屋の建物部分と、中央の建物の2階部分がレストラン。

(2階部分は、個室もある)

建物の後ろには、宿泊施設



私たちは、2階のお部屋に案内された。

ここ、多分10名以上とかの団体さんには個室として利用されるんだろうな。



こちらのレストランでも、レ・クレイエールさん同様、食前酒をバースペースで? と、聞かれたけれど。

すぐにテーブルに案内して頂く事に。






日差しの差し込む、素敵なテーブル。




バックは、肘掛け椅子に掛ける事が出きる様になっていた。



なんと今回、



食前には、ノンアルコールのカクテル

お昼にうかがったので、この後、予定もあったし、

スーさんは体調も良くなかったので





食前酒のお供のフィンガーフード

おいしくて、これは食事にも期待が高まる





封筒に入っていたのは、ランチメニュー。

こういうの、ステキ



でも、

私たちは、フルコースのメニューを選んだ。



こういう、少しお高いレストランでのメニュー選びは、

1、好きなものを、ア・ラ・カルト(単品)から選ぶ

2、シェフが組み立てたコース料理を選ぶ

3、量が食べられないので、単品1品 もしくは、ランチコース

4、雰囲気を味わいたいけれど、リーズナブルにランチコース



ランチコースは、リーズナブルだけれど、その分量が少ないか、食材が違う。

特に、お肉とお魚。

フルコースやア・ラ・カルトには、シェフのスペシャリテが入っている事が多いから、そういうのが食べたい人には、ランチコースは不向き。

とはいえ、一流の料理人さんとそのスタッフさんなら、ランチコースの食材でも、その食材を最大限に活かした一皿を作ってくれる

お金にうるさいフランス人は、初めてのレストランでランチコースを頼んで、満足したら次回からフルコースを頼んだり、ア・ラ・カルトを食べに来る人もいるしね。

それに、ランチコースは皿数が少ない分、時間が短縮できるから、ビジネスランチで利用される方もいるし。

要は、その方のレストランの利用の仕方で、好きに選んで良いって事。

(ただし、3ツ星レストランだからって、ランチコースで、最高の食材(フォアグラとか、黒トリュフとか)をふんだんに使った内容を求めるのは、難しい)



いろいろ書いちゃったけれど、

早速、お料理




パンは、カンパーニュ1種類のみ。




有塩バターと、無塩バター。




お塩と胡椒の銀器、欲しい






最初の一皿、アミューズ・ブーシュ、先付け。




生ハム





アスパラー




これね、アスパラか何かのゼリーだと思ったら、



中にチーズが隠れていた

おいしいだけじゃなく、手が込んでる



ここで、



私だけ白ワイン

やっぱり、フランス料理には、少しだけでも、ワインが欲しい

コース全体を白で合わせる事が出来る様、しっかりとした、ボリュームのある白ワイン





ニョッキ。


スーさんのには、



えび付き



こちらのレストランでも、



ソースは横に置いてくれた





こんなスプーンが出てきたのは、




フォアグラ用。

おいしい

しかし、食べづらい



お次は、



オマール海老がスーさん用に。


私には、



スズキさん

皮付きで出てくるのって、フランスでは珍しいかも





マトウダイ

この、付け合せのダイコン、薄~く桂向き状態になってるの

それを、巻きなおして、この形に

食感が面白いし、何より、ビックリする(笑)



これ



フダンソウだって。

この、



ソースがおいしくって

残ってたソース、全部頂いちゃった

スーさん、



な顔してたけど



メインは、



小鳩。

最後まで、しっかりおいしかった料理たち



で、



チーズ



今回は、



この4つ。

食べた事の無いものシリーズ


スーさんは、



この2つ。

『なんでルブロッション

香り、強過ぎるんじゃ…

って、チーズ嫌い(食べられるのはカマンベールのみ)なスーさんに聞いたら、

『ルブロッションは平気

…、

ツボが分からない



最初のデザートは、



パイナップル


これに、



生ココナッツをかけて下さった



食べ終わったら、













次々に出てくる子菓子達



で、



最後のデザート、チョコレート。



料理、デザートとも、大満足



食後の飲み物は、



この中から選べる。



コーヒーを選んだ私達は、



そのままテラスへ

3月でも、お天気が良かったので、テラスが気持ち良い




コーヒーをゆっくり楽しんで



なぜか、



お土産に、パン。

家に帰ってきてから食べたんだけれど。

家に着いたのは翌日で、その後に食べたから、おいしかったけれど、硬くなりかけていた

旅行中の方は、どうするんだろうね



お腹、大満足



ただね、

サービスが…、



他のテーブルにはされていたサービスが、いくつか、私達のテーブルではされていなかった。

それが、残念



昨日うかがった、レ・クレイエールさんの“ル・パーク”も、今回のラシェット・シャンプノワーズさんも、どちらも、とってもおいしいレストラン

2ツ星のレ・クレイエールさんの方が、サービスも含めると、好きだったかな