食道楽は国境をこえて。

フランス・パリでの生活
おいしいものと、楽しいことに囲まれて…

Clermont-Ferrand クレモン・シェラン

2012年12月05日 | フランス国内旅行
さて。

職業オリンピックがあったのは、フランスの真ん中、オーベルニュ地方。

そこの、Clermont-Ferrand クレモン・シェランという町。

ちょっとだけ、観光もしてきた



とはいっても、そんなに大きな町ではなく。

一番の目玉は、



黒いノートル・ダム(教会)



クレモン・フェランの観光情報を探していて、必ず目にするのがこの教会。

でね、私、

『こんなに黒くなるまで放っとかないで、洗浄してあげればいいのに

って、スーさんに言ったら、

『何言ってるの

これは、こういう石の色なんだよ

火山のある地方独特のものなんだよ』

だそうな。。。



何を隠そう、

このクレモン・フェラン、あのミネラルウォーター“ヴォルビック”の生まれる所

多分、



あの山が、ボトルのイラストになっているのかな、なんてね



まぁ、市街地からは車がないと行けないし、

工場見学が出来る訳でもないらしいから、行かなかったけれど。






教会の後ろも、




市役所も、

本当に黒いなぁ、なんて思っていたら、



『あ、黒いのは、掃除していないだけだよ

と、教えてくれたのは、タクシーの運転手さんだった



。。。すーさんや。。。




観光したのが、日曜日だった事もあって、お店は開いていないし、人は少ないし



教会内をのんびり見学。





あぁ、こんなシャンデリア、ウチにも欲しいねぇ



なんて、ムリな事を言いながら見学していたら、

『この教会の上まで行ける階段があるって

と、スーさん。



実は私たち、スーツケースをコロコロさせながら歩いていて。

さすがに、それを抱えては階段を上れないので、教会の方に預かってもらえないか聞いた所、

『スーツケース持って上っても良いよ

って

すかさず、スーさん、

『あなたが持って行ってくれるならお願いするよ

…オイオイ

『おじょうさん、こんな人と一緒なの

大変だねぇ

なんて、同情される私



ホント、おもしろい人だったぁ



そんなワケで、苦労して(?)上った先は、



黒いねぇ。




ガーゴイルも、モチロン黒い。


でも、



この黒と、オレンジの屋根のコントラストが、なんか良い



平野の広がるフランスでは珍しい、



山岳に囲まれた地域。





秋ももう終わり。

もしかしたら、もう、雪が降っているかもね