食道楽は国境をこえて。

フランス・パリでの生活
おいしいものと、楽しいことに囲まれて…

Benoit ブノワ

2011年11月09日 | 外食 レストランとか
なんか、久しぶり。

夜の外食




行ったのは、



Benoit ブノワさん



フランス料理に興味がある人は、知っている??

そう、あの、東京・青山にある、“Benoit ブノワ”の本店。



ブノワのオーナーは、三ツ星シェフのアラン・デュカスさん。

彼が、1912年創業のビストロ・ブノワを2005年に買い取って。

で、東京にお店を出す話が出た時に、このお店の名前を付けて。


青山のブノワさんに行った方が、このお店に来たら、ちょっと、ビックリしちゃうかも?

青山のブノワさんのコンセプトは、“ビストロ・シック”

(この場合の“シック”は、フランス風に、“オシャレ”と考えて下さい

レストランを任されているシェフでさえ、

『調理場に、こんな蛇口いらないのに…』

とおっしゃる程、気合いが入った、豪華な内装。

私も、初めて行った時は、

あ、もうちょっと、ドレスアップして来ても良かったな…。

って、思った。


それに対して、パリのブノワさんは、

“コッテコテのビストロ”






内装も、従業員さん達の服装も、そして、料理も。



寒くなると、クラシックなものが食べたくなるんだよねぇ。

甘いものも、料理も





席に案内されて。




シャンパンを食前酒に、料理を選ぶ。





シャンパンのお供は、塩味のシュー、グージェール


前菜は、



スーさんがフォアグラ。




私は、“秋のテリーヌ”。

手前から、野生の鴨のテリーヌ、ブタの田舎風テリーヌ、放し飼いウサギテリーヌ。


スーさんのフォアグラには、



アツアツの、ブリオッシュが付いて来た

しっかり、トーストしてあって。

ブリオッシュの型に入ってたのもかわいい




スーさんは、ソーテルヌの甘い白ワイン。

私は、しっかりしたお味の白ワインを合わせて頂いて。



パンは、



カンパーニュと、バゲット。

普通においしい


メインは、





白身魚のスーさんに、付け合わせは、オゼイユのグラタン。


私は、





鴨のロティで、甘いソース

もも肉には、たっぷりのオニオンと、白ニンジンのピュレ。




私は、ボルドーの赤ワイン。

スーさんは、ブルゴーニュの白。



そして、今回、チーズを頼まなかった私



何故なら、






ミルフィーユ・ア・ラ・ヴァニーユ、




サヴァラン、




タルト・タタンに、




プロフィトロール。


一人、2つずつ、頼んじゃった。

デザート

 ※よい子(普通の人)はマネしないでね


まず、ミルフィーユが、縦、横、高さを考えると、私の職場のパティスリーの3倍

タタンも、サヴァランも、メインディッシュがのってたお皿に、あの量

プロフィトロールも、シューにはモチロンクリーム入ってるし、チョコ、たっぷり付けたい放題…



思わず、私とスーさん、食後、家まで歩いて帰ったくらい、の、食べ過ぎ

(のんびり歩いたから、約1時間…



まぁ、



食後のコーヒーと、フィナンシェは、しっかり頂いたけどね

(スーさんは、ギブアップ

あ、あと、



食後のプティ・フールも



いや~、

実は、あんまり期待していなかったんだけど




鴨も、魚も、火入れはバッチリだし

(写真は、赤く写っちゃったけど、キレイなロゼの焼き加減





ギャルソンさん達は、皆さん感じが良かったし


“ビストロ”は、日本でいう所の、“大衆食堂”。

個人的には、“洋食屋さん”なイメージ。

洋食屋さんに何を求めるかは、人それぞれ。

でも、長い事、お店を閉めていて。

再開してからの、ブノワさんは、完全に、以前よりパワーアップしていた。

こういうお店が、ずっと、残っていてくれると良いなぁ



あ、ブノワさんは、年中無休なのがポイントで、フランスで唯一、ただのビストロなのに、ミシュランの1ツ星に輝いているお店



Benoit ~ブノワ~
20 Rue Saint Martin 75004 Paris
年中無休

Felicitation 2 ans 2周年

2011年11月09日 | ごあいさつ
このブログを始めて、丸2年が経った



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