のすたる爺や

文明の果てなる地からのメッセージ

雛めぐり

2018年03月04日 | 日記・エッセイ・コラム

 村の雛めぐりに行ってきました。

 家庭に眠っていたお雛様をお寺などに展示して愛でてもらおうと始まったイベントで、もうずいぶん長く続いています。

 3月3日を過ぎて飾っておくと嫁に行き遅れると言われるおひなさまですが、晩婚未婚化が進む昨今、かまうことねぇやって気分?

 私は男兄弟ばかりだったのでひな祭りには無縁で御呼ばれしてもなんか居心地がよくなかったおぼえがあります。

 弟たちにはそれぞれ娘がおり、この時期になるとお父さんは一人で飾り付けをして楽しんでいるようですが、子供たちは全然興味を持たないみたいです。

 昔は正月あけると「人形は顔が命」のコマーシャルが流れていたものですが、今はどうなんだろう?

 この冬、スキー場にバイトに来た中央大学の女子大生と話をした時にひな祭りの話題になったのですが、彼女の家ではひな祭りどころかクリスマスも正月もしない、日々日常の家庭だったそうです。今の時代、珍しくないのかな?

 ひな祭りと言えば進撃の巨人!

 最初、その名を聞いた時に野球の漫画だと思いました。野球漫画など今どき珍しいなと少年マガジンを見たら、なんか随分雰囲気が違う。大リーグボールも消える魔球も出てこなくて、壁に囲まれて人類滅亡の危機に瀕している漫画。野球でどうやって解決するのだろう?野球なんか役に立たないわな。

 何気に進撃の巨人雛を一緒に飾っておいたのですが、意外と気づかれなかった。

 モニタリング成功!

 ひな祭りの白酒って甘酒のことか?と思ったら別物んだそうで、弟は毎年2月に入ると白酒作りをしているようです。

 焼酎を一升買ってきて、まず半分はウーロン茶で割って飲んで、残りの半分に米麹を入れて何日か寝かしてできたもろみをすりつぶして作るのだそうです。一種のリキュールですね。

 中国には白酒(パイチュウ)と言うコーリャンをベースにしたお酒がありますが、誰が飲んでも悪酔いする酒です。コリアンのマッコリ、論外。

 吊るし雛にも進撃の巨人

 はたして、真偽のほどは定かではありませんが、ひな祭りに備えるひし餅は女性の世紀の象徴なんだそうで、これが良く育って子宝に使えるようにという願いが込められているのだそうです。

 ひし形なのか?ご自身でお持ちの方は工夫して観察してみてください。そうでない方は新宿、渋谷など神事の場で観察なさってください。浅草では難しそうですよ。

 農耕民族は姓におおらかですが、農業なんてSEXで成り立っているようなもので、植物の性行為でできた実をいただいているわけです。農業の発展は性行為にかかっているわけですね。

 昔話で善良なお年寄り夫婦にもたらされるのが子宝。桃太郎も、一寸法師も、育て方を間違えてしまったバブリーなかぐや姫もおじいさんおばあさんにとっては宝物を授かったわけです。

 最近、バッグの中にえい児を入れっぱなしの母親とか、日本人の姿をした鬼が頻繁に出ているようですが、「お前はやればできる子だ!」と学校で教わらなかったのかな?やればできるんです。若いうちは。

 そっかぁ、それで節句っていうのか?

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2 コメント

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時代が変わった・・・ (雛祭りが遠い人)
2018-03-05 23:46:41
進撃の巨人がまだ生き残っていたんですね。
とっくに駆逐されているものと思っていました。
今年はさらにグレードアップして、真っ赤てぷくぷくの身体のエレンたちが、立体起動装置を使って一斉に巨人へ向かっていくところまで再現されていますね。

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時代が変わってきたんでしょうね (雛祭り縁がない人)
2018-03-06 00:04:41
 昨今のお雛様は進撃の巨人やガンダムのプラモが尊ばれるご時世です。

 昔はキューティーハニーだったけど、もう誰もわからないだろうな。
 セーラームーンは根強いなぁ。

 工場著に雛壇作らせたら?R推定になるのかな?
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